アップルが2016年10月7日時点のiOSのバージョンシェアを公開しました。
iOS 10の配信後から初となるバージョンシェアでは54%を記録。iOS 9の38%を上回ったものの、同期比では微減となっています。
iOS 10のシェア、昨年同期比でiOS 9に微減
アップルが公開した10月7日時点のiOSのバージョンシェアによると、iOS 10が54%、iOS 9が38%、その他が8%になったとのこと。
昨年10月5日時点でのバージョンシェアはiOS 9が57%、iOS 8が33%、その他が10%を記録。リリースから計測日までの期間はiOS 10が数日長くなったものの、シェアとしては微減となりました。
これまで他社の調査結果ではiOS 10のシェアが66%を記録し、既に2/3が利用しているという報道もありましたが、アップル公式の発表とはかけ離れた数値となっていたようです。
なお、アップルが公開しているバージョンシェアはAppStoreにアクセスしたiOSデバイスのデータを元に算出・計測したものです。
iPhone 7 / 7 Plusの在庫薄が原因ではない?
「iOS 10」のシェアが伸びなかった原因としてiPhone 7 / 7 Plusの在庫薄が挙げられますが、過去の例で新型iPhoneの発売に伴ってシェアが急激に伸びたということはないので在庫薄による影響は大きくはないでしょう。昨年のiOS 9ではiPhone 6s / 6s Plus発売後のシェアは5%の伸びに留まりました。
最大のアップデートとして提供されながら大きな変化または魅力的なアップデートではなかったことが原因なのかもしれません。
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