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どっちを買う?「iPad mini 2019」の「iPad Air 2019」違いを比較

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2019/03/20 10:07
どっちを買う?「iPad mini 2019」の「iPad Air 2019」違いを比較

3月18日、約4年ぶりとなるコンパクトタブレットの新型モデル「iPad mini」と約4.5年ぶりとなるスリムタブレットの新型モデル「iPad Air」の2機種が発表された。

Apple公式サイトではすでに予約受け付けがスタートしているが、どっちのiPadを購入するか迷っている人も多いハズ。この記事では「iPad mini」と「iPad Air」の2機種にどういった違いがあるのかを比較・解説する。

サイズ・重さ

サイズ・重さ

言うまでもないが「iPad mini」と「iPad Air」の最大の違いはサイズだ。

コンパクトさが最大のウリになっている「iPad mini」は横幅が134.8mm、高さが203.2mm、厚さは6.1mmで、横幅はiPhone 8お高さよりも小さい。Appleの公式イメージにもあるように、「iPad mini」を片手でホールドしてApple Pencilでスケッチしたりメモすることも可能だ。

対する「iPad Air」の横幅は174.1mm、高さが250.6mm。薄さが特徴のAirシリーズながら厚さは「iPad mini」と同じ6.1mmだ。

重さは「iPad mini」のWi-Fiモデルが300.5g、Wi-Fi + Cellularモデルが308.2g。前モデルのiPad mini 4に比べて約2g〜4gほど重くなっている。

「iPad Air」のWi-Fiモデルは456g、Wi-Fi + Cellularモデルは464g。新しい「iPad mini」と比べて150gほどの違いがあり、持ち運びやすさという点ではやはり「iPad mini」が突出している。

サイズ・重さを比較

iPad mini iPad Air
高さ 134.8mm 174.1mm
横幅 203.2mm 250.6mm
薄さ 6.1mm 6.1mm
重さ Wi-Fiモデル: 300.5gWi-Fi+Cellularモデル: 308.2g Wi-Fiモデル: 456gWi-Fi+Cellular: 464g

ディスプレイ

ディスプレイ

画面サイズは「iPad mini」が引き続き7.9インチを採用するのに対して、「iPad Air」は従来の9.7よりも約20%大きくなった10.5インチのディスプレイを新たに採用する。

映像のクオリティに関わるディスプレイの解像度はどちらもRetina仕様で「iPad mini」が2,048 x 1,536ピクセル、「iPad Air」は2,224 x 1,668ピクセル。小さい画面に多くのピクセルを配置できるためコンパクトな「iPad mini」の方が高精細に見えるはずだが、肉眼で見え方を比べた時にはっきりとした違いは感じられないかもしれない。

ディスプレイ技術では、どちらもより広い色域で映像を表現できる広色域ディスプレイ(P3)と、環境に合わせてホワイトバランスが自動で最適化される目に優しい「True Tone」に対応する。性能的に大きな差はないので単純にサイズと利用シーンを考えてどちらを購入するか選ぼう。

例えば、映画やドラマ、スポーツを迫力のある映像で楽しみたい、大きなキャンバスでApple Pencilを使いたいのであれば「iPad Air」を選ぶべきだろう。

ディスプレイを比較

iPad mini iPad Air
サイズ 7.9インチ 10.5インチ
解像度 Retina2,048 x 1,536ピクセル Retina2,224 x 1,668ピクセル
ピクセル密度 326ppi 264ppi
耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーションディスプレイ
反射防止コーティング
ProMotionテクノロジー X X
広色域ディスプレイ(P3)
True Toneディスプレイ

Apple Pencil

Apple Pencil

新しい「iPad mini」と「iPad Air」ともに、専用のペンデバイス「Apple Pencil」に対応している。

ただし、最新の第2世代ではなく第1世代モデル。第2世代は新デザインが採用されたほか、ペンをダブルタップして鉛筆から消しゴムにすばやく変えたり、iPadにマグネットで取り付けてワイヤレス充電ができる機能を備えているが、第1世代モデルはiPadのLightning端子に直接挿して充電するタイプで使い勝手は少し悪い。

また、Apple Pencil関連のディスプレイ技術としてiPad Proがサポートしている「ProMotionテクノロジー」にも対応しない。ProMotionテクノロジーはペンの追従性が劇的に向上する技術でApple Pencilの書き心地が大きく異なる。

「ProMotionテクノロジー」の効果は以下の動画がわかりやすい。

Apple Pencilを比較

第1世代 第2世代
ペアリング Lightningコネクタ 自動
ワイヤレス充電 X
磁力で取りつけ X
ダブルタップしてツールを切り替え X
タップしてスリープ解除 X
無料の刻印サービス X

Smart Keyboard

Smart Keyboard

これまでiPad Proだけがサポートしていた「Smart Keyboard」が新しい「iPad Air」でも使えるようになった。

「Smart Keyboard」は、面倒なペアリング・充電もいらないためバッテリー切れを心配する必要もないフルサイズのキーボードで、使い終わったら折りたたむだけでビッグなディスプレイも保護できる。

iPadで資料を作成したり、スマートに文章を書きたいのであればSmart Keyboardが使える「iPad Air」を選ぶべきだろう。

カメラ

カメラ

カメラに違いはない。どちらもバックカメラは8メガピクセル、ƒ/2.4で、iPad Proがサポートしているより自然なフラッシュ撮影が楽しめるクアッドLED True Toneフラッシュや広色域キャプチャ、Focus Pixels、高精細なパノラマ撮影には対応しない。

フロントカメラは7メガピクセルのFaceTime HDカメラで、iPad Proで可能なポートレート撮影やアニ文字、ミー文字はサポートしていない。

バッテリー・電池持ち

バッテリーと電池持ちにも違いはない。Wi‑Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生は最大10時間、モバイルデータ通信でのインターネット利用は最大9時間だ。

充電はiPad ProのようなUSB-Cではなく、従来のモデルのようにLightning端子/ケーブルを使用する。

パフォーマンス

パフォーマンス

どちらもiPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XRに搭載されている毎秒5兆の演算処理が可能なNeural Engineを備える「A12 Bionic」チップを搭載することで複数のアプリを快適に操作できるパワフルなマルチタスキングが可能だ。

旧モデルと比較すると、「iPad mini」はiPad mini 4よりも3倍もパフォーマンスが向上、グラフィック性能は9倍も高速化された。「iPad Air」は9.7インチ、iPadに比べてパフォーマンスが70%も向上し、グラフィック性能も2倍になっている。

なお、Appleの製品は同じチップセットでも搭載するメモリが異なる場合も多い。Appleはメモリの容量を明らかにしないが、リークされたベンチマークは同じ容量を示している。

販売価格・ストレージ・カラー

販売価格・ストレージ

ストレージは64GBと256GBの2種類。残念ながら128GBはラインナップされていない。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。ゴールドは「iPad mini 4」や「iPad Air 2」の黄色っぽい色味ではなく、ピンクのような色味になっているため注意が必要だ。

Apple公式サイトおよびApple Storeでの販売価格は「iPad mini」のWi-Fiモデルが45,800円〜、Wi-Fi+Cellularモデルが60,800円〜。「iPad Air」の価格はWi-Fiモデルが54,800円〜、Wi-Fi+Cellularモデルが69,800円〜で、いずれも+17,000円で256GBにアップグレードできる。

新しい「iPad mini」の価格

ドコモ

[career_table gb=”64|256″ model_price=”66,096|83,592″ support_price=”46,656|46,656″ ]

au(iPad単体で利用)

[career_table gb=”64|256″ model_price=”79,560|96,840″ support_price=”74,040|74,040″ ]

スマートフォンとのセット価格・料金はこちらから。

ソフトバンク(iPad単体で利用)

[career_table gb=”64|256″ model_price=”65,520|83,520″ support_price=”60,480|61,200″ ]

スマートフォンまたはケータイとのセット価格・料金はこちらから。

Apple公式サイト

Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル
64GB 45,800円 60,800円
256GB 62,800円 77,800円

新しい「iPad Air」の価格

ドコモ

[career_table gb=”64|256″ model_price=”75,816|93,312″ support_price=”48,600|48,600″ ] 


au(iPad単体で利用)

[career_table gb=”64|256″ model_price=”88,200|105,120″ support_price=”74,040|74,040″ ]

スマートフォンとのセット価格・料金はこちらから。

ソフトバンク(iPad単体で利用)

[career_table gb=”64|256″ model_price=”74,880|93,600″ support_price=”61,920|63,360″ ]

スマートフォンまたはケータイとのセット価格・料金はこちらから。

Apple公式サイト

Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル
64GB 54,800円 69,800円
256GB 71,800円 86,800円

まとめ: 新しい「iPad mini」と「iPad Air」どっちを買う?

各項目で比較した新しい「iPad mini」と「iPad Air」の違いは以下のとおり。

  • コンパクトさ: 「iPad mini」の勝ち
    • 片手でホールドして「Apple Pencil」でメモできる
  • 軽さ: 「iPad mini」の勝ち
    • 約150gも軽く、持ち運びやすさは突出している
  • ディスプレイ: 「iPad Air」の勝ち
    • ディスプレイに性能は同じ。映画やドラマを迫力ある映像で楽しみたいなら「iPad Air」を
  • Apple Pencil: 引き分け
    • より広いキャンバスで絵を書きたいならAirを、片手でも手軽にメモしたいならminiを
  • Smart Keyboard: 「iPad Air」の勝ち
    • 軽快に文章が打てるフルサイズのキーボードが使えるのはAirだけ
  • カメラ: 引き分け
    • どちらも同じ性能のカメラを搭載
  • バッテリー: 引き分け
    • どちらも同じ時間の電池持ち
  • パフォーマンス: 引き分け
    • どちらも同じ性能のプロセッサ、同じ容量のメモリ(未確定)
  • 販売価格: 「iPad mini」の勝ち
    • 同じモデル、同じ容量の価格差は9,000円

コメント
  • Anonymous
    6年前
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