iPhoneの顔認証「Face ID」はマスクしたまま画面ロックを解除できないため不満の声が多い。Appleが近く公開するiOS 14.5ではApple Watchと連動することでマスクを付けたままでもiPhoneのロックを解除可能になるが、根本的に解決するにはコロナが終息してマスクが不要になるか、指紋認証「Touch ID」が復活するしかない。
多くの人が望んでいるのはTouch IDの復活だが、Barclays Capitalのアナリストは今年発売される新型iPhone(iPhone 13またはiPhone 12s)にはディスプレイ指紋認証が搭載される可能性が高いと伝えている。
2022年には顔認証の方式を変更か
Barclays Capitalのアナリストが公開した最新レポートによると、Appleが今年後半に発売するiPhone 13にはディスプレイ指紋認証や小型化されたノッチが搭載され、昨年と同じくProモデルではLiDARスキャナが利用できるとのこと。
なお、ディスプレイ指紋認証が搭載されても顔認証を廃止することなく今後も進化させていくようだ。
現在のFace IDはプロジェクタで顔に照射した赤外線をカメラでスキャンするStructured Light方式が採用されているが、2022年に発売されるiPhoneは被写体に照射した赤外線とその反射によって顔認証を実現するTime of Flight方式に移行することで設置面積がさらに小さくなるという。
別のアナリストはiPhone 14でノッチを廃止してパンチホールを採用するとレポートしていたが、ToF方式への変更と関係のある話かもしれない。
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