Appleが日本時間9月8日午前2時からスペシャルイベント『Far out.』を開催します。
いつものようにAppleは、新製品に関するヒントが散りばめられている(こともある)招待状をメディア向けに送付し、ティザー画像も公開。今回は真っ黒な背景に星を浮かべた宇宙空間を連想させるものです。
スペシャルイベントの直前にSpaceXとT-Mobileが新しい次世代アンテナの開発や新しい人工衛星の打ち上げを含む壮大な計画を発表したこともあって、イベントの招待状は1年前から噂されていた衛星通信機能を示唆しているのではないかという声が多くあります。
1年前に衛星通信機能の可能性を報じた張本人であるBloombergのMark Gurmanはディザー画像から衛星通信機能を含めたいくつかの可能性を予想しています。
Mark Gurmanは過去の傾向からイベントのタイトルとティザー画像を含んだ招待状には、わずかなヒントが含まれていると主張しています。
例えば、今年3月に開催された『Peek Performance』では、高いパフォーマンスを誇るM1チップを搭載したiPad Air(第5世代)、M1 UltraチップのMac Studio、5Gに対応したiPhone SE(第3世代)が発表されています。
また、Appleロゴを重ねたティザー画像の先頭にはブルーロゴが並び、これと連動するようにiPad Air(第5世代)に新色ブルーが追加されました。
Mark Gurmanは、“遠く離れた”ことを示すイベントタイトルから、近年では告知から実施までが1週間だったのに対して、今回は倍の2週間に伸びていることを指摘しています。
もう1つはティザー画像と壁紙との連動です。
過去にAppleはiPhone Xが発表された2017年9月と、iPad Proが発表された2018年10月、iPhone 11が発表された2019年9月に開催したイベントのティザー画像と、新しいデバイスで採用される壁紙を連動させていて、iOS 16には宇宙空間の待ち受けが収録されているとのこと。
さらに重要な意味が込められている可能性があるとして、衛星通信機能を挙げています。
現在のiPhoneには緊急時に素早く緊急通報できる機能が備わっていますが、衛星通信機能によって圏外エリアでもボートや飛行機、銃撃事件を報告可能。将来的にはデータ通信や音声通話に対応し、Apple Watch Proの次世代モデルに搭載される可能性もあるようです。
もう1つはカメラの機能強化です。
Googleが古くから提供している星空をスマホで撮影できる天体写真機能や夜景を明るく撮影できるナイトモードの進化機能が登場する可能性があるとのこと。
なお、iPhone 14 Proは動画撮影と現行の12MPから48MPにアップグレートされたカメラが搭載される予定。高精細化によって超解像ズームが進化する可能性はあるものの、遠く離れた被写体を綺麗に撮影できる望遠レンズのハード性能の向上は来年まで期待できないようです。
もう1つはiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxのみ対応が噂される常時表示ディスプレイです。
ティザー画像のように黒い背景に通知やウィジェット、天気予報、カレンダーの予定などが浮かび上がる機能に対応すると噂されています。
個人的には衛星通信機能と常時表示ディスプレイを示唆しているのかなと予想しています。コメントにて皆さんの予想をお待ちしています。
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