iPad ProやMacBook Pro、Mac miniなどのAppleデバイスがWi-Fi 6Eをサポートしていますが、iPhoneは最新シリーズでもWi-Fi 6の対応に留まっています。
Barclaysのアナリストレポートによれば、Appleが今年秋に発売するiPhone 15にてWi-Fi 6Eをサポートするようです。シリーズ全機種が対応するのか、Proモデルに限定されるのかについては触れられていません。
Wi-Fi 6EとWi-Fi 6、字面としては”E”が付くか付かないだけですが、大きな違いがあります。
Wi-Fi 6は2.4GHzと5GHz帯に対応するのに対して、Wi-Fi 6Eは6GHz帯でも通信することが可能。6GHz帯は高速通信・低遅延・電波干渉を避けられることが特徴で快適にWi-Fiネットワークを利用できます。
MacやiPad Proだけでなく、iPhoneも48MP RAW撮影や4K/30fpsの動画撮影など大容量のデータを取り扱うようになっていることを考えるとWi-Fi 6E対応は考えにくいものではありません。
なお、Wi-Fi 6Eを利用するにはスマートフォンなどのデバイスだけでなく、Wi-FiルーターもWi-Fi 6E対応製品に買い替える必要があります。日本では昨年9月に承認されたばかりということもあって対応製品が充実しているわけではありませんが、秋までには増えるでしょう。個人的にはGoogleの美しいWi-Fi 6E対応のメッシュルーター「Nest Wifi Pro」の日本発売に期待しています。
これまでの噂によると、Appleは9月にiPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Ultraの4機種を発売し、すべてのモデルに昨年導入された新しい全面デザインのダイナミックディスプレイと待望のUSB-Cに対応するようです。
上位モデルのPro2機種は高性能なA17 Bionicチップとボタンレスデザイン、新しい素材であるチタン製のフレームを採用すると報じられています。
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