片手で使いやすいコンパクトサイズのiPhoneを探している人に最適なモデルが「iPhone 13 mini」と「iPhone SE(第3世代)」です。
どちらも超高速通信の5Gに対応。“究極のスマートフォン用チップ”A15 Bionicを搭載することで、サクサクと快適な動作はもちろん、長期間のOSアップデートが期待できます。
どちらを購入するか頭を悩ませている人のために、この記事では「iPhone 13 mini」とiPhone SE3こと「iPhone SE(第3世代)」にどういった違いがあるのか、画面サイズや指紋認証/顔認証、カメラの画質、電池持ち、端末価格を徹底的に比較します。
本文中の実機写真はiPhone 13 miniとiPhone SE(第3世代)と同じ大きさのiPhone 12 miniとiPhone SE(第2世代)です
目次
- iPhone 13 miniとiPhone SE3の違いを比較
- 価格とストレージ容量
- 大きさとデザインを比較
- 画面の大きさと画質を比較
- カメラを比較
- 指紋認証Touch IDと顔認証Face ID
- バッテリーと電池持ち
- ワイヤレス充電とMagSafe
- オーディオと音質
- 5G・防水・UWB
- まとめ:どっちを買う?iPhone 13 miniとiPhone SE3の選び方
iPhone 13 miniとiPhone SE3の違いを比較
iPhone 13 mini | iPhone SE3 | |
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デザイン | ||
カラー | グリーンピンクブルーミッドナイトスターライト(PRODUCT) RED | (PRODUCT) REDミッドナイトスターライト |
価格と容量 |
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サイズ |
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重さ | 140 g | 144 g |
ディスプレイ |
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メインカメラ |
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フロントカメラ |
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写真機能 |
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動画機能 |
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チップ |
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メモリ | 4GB | 4GB |
電池持ち |
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5G | Sub6 | Sub6 |
SIM |
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Wi-Fi |
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Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
FeliCa | ○ | ○ |
防水・防じん |
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充電端子 | Lightning | Lightning |
生体認証 |
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オーディオ |
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センサー |
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同梱物 |
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価格とストレージ容量
iPhone SE3は最も安い5G対応のiPhoneとして登場しました。ストレージ容量は64GB、128GB、256GBの3種類。
ほとんどの人は128GBで十分ですが、写真や動画をたくさん撮る人、4K動画など大容量の動画を保存・撮影するのであれば256GB以上の容量が必要です。現在使っているiPhoneの容量と使用済みの容量を確認して決めましょう。以下の手順で簡単に確認できます。
- iPhoneの使用済み容量を確認する
- iPhoneの設定画面を起動
- 「一般」に進む
- 「iPhoneストレージ」に進む
- 使用済みの容量とiPhoneの容量を確認する
Appleが日本時間2022年7月1日にiPhoneの販売価格を大幅に値上げしました。
iPhone SE3は最大8,000円、iPhone 13 miniは最大22,000円の値上げで、差額は128GBモデルが30,000円、256GBモデルが30,000円となりました。
キャリアの販売価格も含めて、それぞれの機種の販売価格を以下にまとめています。なお、iPhone 13 miniに関してはAppleが販売終了したことで各キャリアでも購入できなくなっているため、早めに購入することをおすすめします。
iPhone SE3の価格まとめ
docomo | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
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機種代金 | 73,370円 | 82,280円 | 104,500円 |
負担金 | ▼23ヶ月目に返却22,154円毎月の支払額963円/月 | ▼23ヶ月目に返却42,680円毎月の支払額1,855円/月 | ▼23ヶ月目に返却53,020円毎月の支払額2,305円/月 |
au | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
負担金 | 端末返却で22,047円毎月の支払額958円/月 | 端末返却で26,600円毎月の支払額1,156円/月 | 端末返却で55,775円毎月の支払額2,425円/月 |
SoftBank | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
負担金 | 端末返却で22,008円毎月の支払額917円/月 | 端末返却で26,784円毎月の支払額1,116円/月 | 端末返却で52,560円毎月の支払額2,190円/月 |
Rakuten | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 64,000円 | 70,900円 | 85,900円 |
負担金 | 端末返却で31,992円毎月の支払額1,333円/月 | 端末返却で35,448円毎月の支払額1,477円/月 | 端末返却で42,936円毎月の支払額1,789円/月 |
Apple | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 |
iPhone 13 miniの価格まとめ
docomo | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
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機種代金 | 116,710円 | 140,800円 | 176,660円 |
負担金 | ▼23ヶ月目に返却58,630円毎月の支払額2,549円/月 | ▼23ヶ月目に返却72,160円毎月の支払額3,137円/月 | ▼23ヶ月目に返却89,540円毎月の支払額3,893円/月 |
SoftBank | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 99,360円 | 120,240円 | 160,560円 |
負担金 | 端末返却で26,784円毎月の支払額1,116円/月 | 端末返却で32,280円毎月の支払額1,345円/月 | 端末返却で48,600円毎月の支払額2,025円/月 |
Rakuten | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 104,800円 | 120,800円 | 153,800円 |
負担金 | 端末返却で104,800円毎月の支払額4,366円/月 | 端末返却で120,800円毎月の支払額5,033円/月 | 端末返却で153,800円毎月の支払額6,408円/月 |
Apple | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
大きさとデザインを比較
iPhone 13 miniとiPhone SE3のデザインには大きな違いがあります。
iPhone SE3は、黒で統一されたフロントパネルにホームボタンを搭載し、手になじむ丸みのあるフレームを採用した親しみのあるデザインを採用。対するiPhone 13 miniはフラットエッジのフレームをフラットパネルで挟んだ新しいデザインを採用しています。
ボディの素材を比較
どちらもフレームには航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミニウムを使用。背面は同じ素材のガラス仕上げです。
なお、iPhone 13 miniのみ前面の素材に他のスマートフォンのガラスよりも強靭な「セラミックシールド」を採用することで、iPhoneを落とした時の耐落下性能が4倍に向上しています。
対するiPhone SE3はiPhone 13の背面に使用されている最も頑丈なガラスを両面に使用しています。
素材の質感自体はどちらも同じですが、トレンドを抑えたフラットエッジを採用し、アルミニウムの面積が多いiPhone 13 miniの方が高級感があります。
片手操作しやすいのはどっち?
どちらも片手に収まる大きさで、片手でも画面の9割に指が届くなど操作しやすいサイズ感です。
重さはどちらも140g台。電子書籍を読んだり、動画を見るといった長時間の使用でも手が疲れにくい片手操作に最適なiPhoneです。
多彩なカラーを選べるのは?
iPhone SE3のカラーはミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの3色から選べるのに対して、iPhone 13 miniはピンク、ブルー、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)RED、新色グリーンといったカラフルな6色を用意しています。
iPhone 13 miniのピンクは非常に人気が高く、筆者が購入したスターライトは男女年齢問わずすべての人にオススメできる飽きのこない長く使えるカラーです。
ちなみに、数年後にメルカリなどで売却を考えているのであれば、奇抜なカラーではなくホワイトやブラックといったベーシックなカラーの方が売れやすい傾向があります。
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画面の大きさと画質を比較
iPhone SE3の画面の大きさは4.7インチ、iPhone 13 miniの画面サイズは5.7インチです。面積で比較した画面の大きさはiPhone 13 miniの方が大きく約1.17倍の違いがあります。
映画やドラマに最適なディスプレイはどっち?
iPhoneで映画やドラマを見るときに画面の上下に黒い帯が表示されて集中できない時がありますが、これはディスプレイのアスペクト比によるものです。
アスペクト比は画面の縦と横の長さの比率を示したもので、iPhone SE3は19:6、iPhone 13 miniは9:19.5です。このアスペクト比に近い映像ほど黒い帯の面積が小さく、画面いっぱいに表示されます。
例えば、YouTubeの動画やNetflix、Amazonプライムで楽しめるドラマやアニメ、バラエティ番組などのアスペクト比は16:9が多く、iPhone SE3で再生すると画面いっぱいに表示されます。
一方で、iPhone 13 miniは映画で採用されることが多いシネマスコープサイズ(9:21)に近い9:19.5のため、映画やドラマなどの視聴時に上下の黒い帯が目立たず、高い没入間で楽しめます。
画質に違いはある?
とにかく良い画質で動画を楽しみたいのであれば、iPhone 13 miniを選びましょう。
HDRに対応した表現豊かな有機ELのSuper Retina XDRディスプレイを搭載したiPhone 13 miniでは、桁違いのコントラスト比で濃淡のくっきりしたメリハリのある写真や映像が楽しめます。
画面の輝度(明るさ)も大きく異なります。例えば、同じイルミネーションを撮影した写真を表示すると、iPhone 13 miniのディスプレイでは実際の目で見たようなネオン管の眩しさがリアルに表現されますが、iPhone SE3はのっぺりした迫力のない映りになります。
眩しい屋外でもよく見えるのはどっち?
夏の晴天時など太陽が眩しい時に屋外でiPhoneを使用すると、画面が見えづらいことがよくあります。
画面が見えづらい問題は明るさを上げることで解消されますが、明るさに上限があるため、明るさを最大にしても画面が見えづらいことも多々あります。
画面の明るさは「ニト」という単位で確認できます。iPhone SE3の最大輝度625ニトに対して、iPhone 13 miniは最大輝度800ニトと約1.3倍の違いがあります。明るい屋外で利用することが多い場合はiPhone 13 miniがおすすめです。
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カメラを比較
カメラには大きな違いがあります。結論から言えば、カメラを妥協したくないのであれば、iPhone 13 miniを選んでおけば間違いありません。
ポートレート撮影が可能なシングルカメラを搭載するiPhone SE3に対して、iPhone 13 miniは景色をダイナミックに撮影できる超広角レンズを加えたデュアルカメラを搭載。夜景も明るく撮影できる「ナイトモード」や動画でも背景をぼかせる「シネマティックモード」、動画で夜景を明るくタイムラプス撮影できる「ナイトモードのタイムラプス」にも対応しています。
広角レンズ | 超広角レンズ |
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最高性能のレンズ。被写体や撮影シーン、撮影する時間帯など選ばずオールマイティに使えるため最も撮影機会が多い | より多くの人数、より大きな被写体を一枚に収めて広範囲に写せるレンズ。景色をダイナミックに撮影できることから、景色やグループショットで活躍する |
誰でも映画のような動画を撮れる「シネマティックモード」
高級カメラのように背景をぼかしながら映画のように撮影できる新機能「シネマティックモード」にはiPhone 13 miniのみ対応しています。
動画の撮影中はピントの手動変更に加えて、ピントを当てるべき被写体をiPhoneが賢く判断して自動で変更するフォーカス送りにも対応。フォーカス送りは映画でよく使われるテクニックで、iPhoneなら誰でも映画の撮影テクニックで撮れるということです。
シネマティックモードで撮影した動画は撮影後に写真アプリを使ってボケの強さを変えることも可能。Appleはビデオのボケ(被写界深度効果)を撮影後に変えられるのはiPhone 13のラインナップが唯一です。
綺麗に自撮りできるのはどっち?
フロントカメラにも大きな違いがあります。
iPhone SE3は、7MPの写真と最大1080p/60fpsの動画撮影が可能なFaceTime HDカメラを搭載するのに対して、iPhone 13 miniは12MPの写真と最大4K/60fpsの動画撮影が可能。
背景をぼかしながら動画を撮影できる「シネマティックモード」や夜景を明るく撮影できる「ナイトモード」にも対応しています。
iPhoneで自撮りを頻繁にするのであれば、iPhone 13 miniをお勧めします。
カメラで選ぶならiPhone SE3とiPhone 13 miniどっち?
カメラの違いを細かく解説しましたが、購入の決め手は景色をダイナミックに撮影できる超広角レンズを必要とするかしないかです。
個人的に広角レンズだけでは同じような写真や映像になってしまいがちなので超広角レンズは手放せません。そう思っている人も多いのか、Appleは最新のiPhone Xシリーズ以降、オールスクリーンのiPhone全機種に超広角レンズを搭載しています。また、Googleはデュアルカメラを初めて搭載したスマートフォンで広角レンズと望遠レンズを搭載していましたが、わずか1年で望遠レンズから超広角レンズに切り替えました。
以下の写真はiPhone 13 miniと同じデュアルカメラを搭載するiPhone 13の超広角レンズで撮影した写真です。
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指紋認証Touch IDと顔認証Face ID
画面ロックの解除やApple Payの決済時に利用する生体認証にも大きな違いがあります。この違いでどっちのiPhoneを購入するか決める人も多いでしょう。
iPhone SE3はホームボタンに指を乗せるだけで画面ロックを解除できる指紋認証「Touch ID」を搭載しています。一方、iPhone 13 miniは画面上部に搭載されたTrueDepthカメラによって、顔の特徴を読み取って画面ロックを解除できる顔認証「Face ID」を搭載しています。
ランダムに選んだ他人によって認証を突破できてしまう誤認識率は指紋認証のTouch IDが5万分の1に対して、顔認証のFace IDは100万分の1。数字だけ見ると桁違いですが、どちらも安全性は高く他人にロックを突破されてしまうことはごく稀です。
大きな違いは使い勝手です。
顔認証Face IDはマスクを着用しているときは顔の大部分を覆ってしまうため、本人であるかどうか判別できませんが、iOSを最新版にアップデートすることで顔認証Face IDがついにマスクに対応しました。
これまでの顔認証Face IDは顔の大部分を覆うマスクを着けた状態では本人と認識できず、パスコードを入力して画面ロックを解除する必要がありましたが、最新版のFace IDでは目元だけで本人を判別することで、マスクを着けたままでも顔認証で画面ロックを解除したり、Apple Payでタッチ決済したり、アプリロックを解除できます。
なお、マスクだけでなくメガネと同時着用した場合でも顔認証が可能です。設定画面からメガネをかけた顔を事前に登録するだけ。一般的なメガネはもちろん、スキーやスノーボードで利用するゴーグル(目元を認識できる透過性の高いもの)でも顔認証を利用できるので、グローブで指紋認証が利用できないウィンタースポーツを楽しむ人にとっても非常に便利な機能です。
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バッテリーと電池持ち
スマートフォンの機能で最も電池を消費するのがディスプレイです。
液晶ディスプレイが搭載されているiPhone SE3に対して、iPhone 13 miniにはバックライトが不要で消費電力の低い有機ELが搭載されています。一方で、消費電力に大きな影響がある解像度には大きな違いがあり、iPhone 13 miniの解像度は圧倒的に高くなっています。
そして最も重要なバッテリー容量はiPhone SE3が2,018mAh、iPhone 13 miniが2,406mAhです。チップセットはどちらもまったく同じA15 Bionicが搭載されています。
Appleが公表している電池持ちによれば、ビデオのストリーミング再生はiPhone 13 miniが最大13時間、iPhone SEが最大10時間。オーディオ再生はiPhone 13 miniが最大55時間、iPhone SEが最大50時間で大きな差はありません。全体的に見てiPhone 13 miniの方が電池持ちが良いようです。
加えて動画の再生やディスプレイのタッチ操作、カメラの動画撮影など、ゲームアプリの使用、音楽の再生など実際の使用に近いバッテリーテストでは、iPhone SE3が5時間16分で電池切れになったのに対して、iPhone 13 miniは5時間55分で電池が切れています。電池持ちを重視するのであれば、iPhone 13 miniを選ぶのが正解でしょう。
いずれも別売りの20W以上の電源アダプタを使用すると、わずか30分で最大50%の高速充電が可能です。
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ワイヤレス充電とMagSafe
どちらも充電パッドに置くだけで充電できる最大7.5Wのワイヤレス充電に対応していますが、iPhone 13 miniのみマグネットを活用した最大12WのMagSafe充電に対応しています。
MagSafe充電は磁力によってiPhoneと充電パッドがピタッと吸着するため、ワイヤレス充電の問題である位置ズレを起こすことなくカンタンな充電が可能。充電スピードも2倍に高速化されます。
さらに、運転免許証やクレジットカードなどを収納できる「レザーウォレット」、iPhoneの背面にピタッと取り付けるだけでiPhone 13 miniの電池持ちが最大70%長くなる「MagSafeバッテリーパック」、iPhone・Apple Watch・AirPodsを3台同時に充電できるスタンドなど、豊富なMagSafeアクセサリも利用できます。
オーディオと音質
スピーカーはどちらもステレオ仕様で、底面の右側にあるスピーカーホールと前面にある通話兼用スピーカーによってステレオ再生が楽します。
空間オーディオとドルビーアトモスに対応しているiPhone 13 miniでは、臨場感あふれるサラウンドサウンド再生が可能。実際に聴き比べてみるとスピーカーはまったくの別物で、iPhone 13 miniの方が圧倒的に良い音を奏でます。
どちらもイヤホン端子はないため、別売りのLightning端子のイヤホンかAirPodsシリーズ、その他ワイヤレスイヤホンを使用する必要があります。AirPodsについては以下の記事で詳しく比較しています。
5G・防水・UWB
どちらもSub6の5Gに対応しているため、Wi-Fiに接続しなくても超高速通信が可能です。ただし、iPhone SE3の2×2 MIMOに対して、iPhone 13 minihは機種と基地局の双方に4本ずつのアンテナを使う4×4 MIMO対応のため、通信速度が異なる場合があります。
iPhone 13 miniは空間認識のための超広帯域チップーーいわゆるUWBチップも搭載しています。iPhoneの画面を見ながら紛失防止タグ「AirTag」の位置を探したり、紛失したAirPods 3またはAirPods Proを見つけられるほか、対応車種の車のドアロックを解錠したり、エンジンをかけるなどデジタルカーキーとして利用することもできます。
また、どちらも最大30分間の耐水性能を備えていますが、iPhone SE3は最大水深1メートルに対して、iPhone 13 miniは業界最高クラスの最大水深6メートルでの使用に耐える耐水性能と防じん性能を備えています。
普段の生活のなかで1メートルを超える水深にiPhoneを落とすことはないと思いますが、シュノーケルをしながらカメラで動画や写真を撮影するのであれば、より性能の高いiPhone 13 miniを選ぶ方が安心できると思います。
まとめ:どっちを買う?iPhone 13 miniとiPhone SE3の選び方
iPhone SE3は62,800円から購入できるエントリーモデルで5G対応の最も安いiPhoneです。軽量で片手でも操作しやすく、指紋認証Touch IDによって画面ロックもスムーズに解除可能。エントリーモデルながら最新のiPhone 13と同じ性能を誇ります。
価格の違いは128GBモデルで約25,000円(Apple Store価格)です。これだけ安いにも関わらず、スマートフォン最速のチップセットを搭載し、超高速通信の5Gに対応した最新のiPhoneを選べます。
より大きく、高画質のディスプレイや超広角レンズを搭載したデュアルカメラ、画質に大きな違いがあるフロントカメラ、高い防水性能、AirPodsやAirTagを探すのに便利なU1チップ、圧倒的に優れた音質を実現するドルビーアトモス、カラーバリエーションの豊富さ、そして指紋認証よりもマスク対応の顔認証Face IDに魅力を感じるのであれば、iPhone 13 miniを選ぶことをおすすめします。
ただし、iPhone 13 miniについては、すでにApple Storeで販売終了となっており、販売終了とするキャリアも出てきているので早めに購入しましょう。
- いつでもカエドキプログラムの負担金は、24回払いで購入後、23ヶ月目までの特典利用の申し込みと機種返却が条件です。
- スマホトクするプログラムの負担金は、24回払いで購入後、13カ月目~25カ月目までの特典利用の申し込みと機種返却が条件です。
- 新トクするサポート(スタンダード)の負担金は、48回払いで購入後、25ヶ月目に特典利用を申し込みと機種返却が条件です。