予約開始が間近にせまった「iPhone X」、製造を行っている中国の工場から各国に出荷が始まったようだ。
最近では発売日までの生産台数が1500万台になり、在庫不足を回避したとの報道もあったが、今回の報道では工場から出荷された「iPhone X」はわずか4万6500台と伝えられている。
「iPhone X」の初回出荷分は昨年の1/8に
DigiTimesが新華社通信の記事を元に「iPhone X」が中国の工場から初出荷され、4万6500台が税関を通過したと伝えた。出荷先はオランダとアラブ首長国連邦(UAE)と伝えている。
昨年発売されたiPhone 7シリーズの初回出荷分はアメリカやイギリス、オランダ、イタリアの4カ国向けに37万台だったと報じられていた。出荷された地域や地域数、地域ごとの割り当て規模に違いがあるため、単純に比較することはできないが、わずか1/8となる出荷台数が暗い材料であることにかわりはない。
ただし、今年は既にiPhone 8/iPhone 8 Plusが発売されていることも考慮しなければならない。そして、すべての人が10万円以上もする「iPhone X」を買い求めるわけでもない。
前例がないため需要に対して出荷台数が充分なのかまったく足りないのか判断するのは非常に困難。いずれにしろできることはただひとつ。「iPhone X」を購入しようと思っている人、特に発売日に入手したい人は予約当日にできるだけ早く予約できるよう準備を万全にしておくことしかない。
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