米TIME誌が毎年恒例の“The 25 Best Inventions”を発表し、Appleの「iPhone X」や任天堂の「Nintendo Switch」が選出された。
“世界で最も洗練されたスマートフォン”
TIME誌は、すべてがディスプレイのオールスクリーンやARに最適化されたプロセッサ、顔認証を実現したスマートなカメラなどをあげて「iPhone X」を“世界で最も洗練されたスマートフォン”と評価して今年の発明品ベスト25に選出した。スマートフォン・タブレット・PCでは唯一の選出となっている。
オールスクリーンや顔認証はサムスンやLGに先行されたが、Appleが高いクオリティで実現したことも評価しているようだ。
TIME誌のインタビューに答えたAppleの最高デザイン責任者、ジョナサン・アイブはオールスクリーンを実現するためにホームボタンの廃止と慣れ親しんだ操作性の変更に迫られたことについて「iPhone 7シリーズでヘッドフォン端子を廃止したように未来を見据えた変更」だったとコメントしている。
“ある意味でひとつの章が完結した”
ジョナサン・アイブとダン・リッキオは未来のiPhoneについてほんの少しだけ触れている。現在は明確なビジョンがあり、「iPhone X」はある意味でひとつの章が完結したとコメントした。具体的には語らなかったが、まだまだ進化の余地を残していることが伺える。
ちなみに、Apple製品は2016年に「AirPods」、2015年に「Apple Pencil」と「iPad Pro」、2014年に「Apple Watch」が発明品ベスト25に選出されている。
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