「iPhone XS Max」のカメラは素晴らしい進化を遂げた。機械学習によって実現した白飛び・黒つぶれのないHDR撮影、新しいカメラセンサーが多くの光を取り込むことで明るくノイズの少ない写真がカンタンに撮影できる。
カメラ評価サイトDxOMarkも高く評価したが、強力な手ブレ補正を備え、トリプルカメラを搭載した「HUAWEI P20 Pro」には及ばなかったようだ。
“最高なモバイルカメラの1つ”
DxOMarkは、iPhone XS Maxのカメラが、昨年のiPhone Xから多くの分野で大きく改善されていると評価し、“これまでテストした中でも最高のモバイルカメラの1つ”と絶賛した。
非常に広いダイナミックレンジと優れたディテール、オートフォーカスと手ブレ補正が高く評価され、明るい環境では写真も動画も素晴らしく撮影できるとのこと。一方、暗い環境では他のハイエンドスマートフォンに比べて若干ノイズが入りやすく、HUAWEI P20 Proと比べるとズームが弱いと指摘されている。
iPhone XS Maxのスコアは105点。写真部門は110点で、なかでもオートフォーカス・露出とコントラストが高く評価され、ズーム・ボケ・ノイズが低く評価されている。ビデオ部門は96点で、テクスチャ・ノイズのみが低く評価されている。
世界1位評価のHUAWEI P20 Proのスコアは109点。写真部門が114点で、フラッシュ・ズーム・ノイズなどでiPhone XS Maxよりも高く評価されている。ビデオ部門は98点で差はわずかとなっている。
なお、シングルカメラながら昨年の「iPhone X」を上回ったPixelスマートフォンの最新モデル「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」が日本時間10月10日に発表される。発表前に入手したメディアはiPhoneにも引けを取らないカメラと評価しているだけに、どういった結果になるのか注目だ。
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