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10月3日、LINEが新しいフードテイクアウトサービス「LINEテイクアウト」を2019年春から開始すると発表した。2020年内に掲載店舗30,000店舗を目指す。
食品ロスを軽減するLINEのテイクアウトサービス
「LINEテイクアウト」は、現在位置に応じて近隣のレストランを検索して事前注文し、商品を店頭まで受け取りにいくサービス。店舗の検索・選択から商品の注文、LINE Payやクレジットカードを使用した決済までをLINE上で行える。
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LINEテイクアウトの掲載店舗は、想定外のできごとや急な予約キャンセルなどによって食材や料理にあまりがでた場合は「LINEテイクアウト」のタイムライン上でディスカウント情報を告知することができ、食品ロスを軽減することができる。一方、ユーザーは限定のタイムセール情報やお得な割引情報を受け取ることができ、LINEポイントを貯めて、1ポイント1円としてLINE Payで利用できるといったメリットがある。
昨今の飲食・食品業界を取り巻く環境は、配送費の高騰や配送人員の減少、年間で食品廃棄物が約621万トンに及ぶ食品ロス問題などさまざまな問題を抱えており、LINEは2017年夏にサービスを開始したLINEデリマや来春サービスを開始するLINEテイクアウトによって解決していくという。
食品ロスを解決するためのテイクアウトサービスはすでにいくつか存在しているが掲載店舗が少なく利用しづらい。「LINEテイクアウト」は月間7,600万人が利用するLINE上から利用できる上、2020年内に掲載店舗30,000店舗を目指すということで利用機会が増えそうだ。
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