昨年7月に発売された「MagSafeバッテリーパック」。MagSafeに対応したiPhone 13|12シリーズの背面に磁石でピタっと吸着してモバイルバッテリーとして利用したり、電源アダプタと繋いでiPhoneを充電することも可能なアクセサリです。
個人的な評価は高い・遅い・少ないの三拍子でしたが、このうち「遅い」については現在配信中のファームウェア・アップデートによって解消されたようです。
MagSafeバッテリーパックの充電スピードが1.5倍に
MagSafeバッテリーパックを電源アダプタとLightning端子に接続することで、内蔵された1,460mAhのバッテリーを充電可能。電源アダプタに繋いだ状態でMagSafeバッテリーパックをiPhoneに取り付けると最大15Wで充電できます。
電源アダプタから切り離した状態ーーつまりモバイルバッテリーのように使うときは最大5Wでしか充電できず、この充電効率の悪さがMagSafeバッテリーパックの評価を大きく落としていましたが、最新のファームウェア・アップデートを適用することで最大5Wから最大7.5Wに充電スピードが改善されています。
MagSafeの最大出力が15Wなので、最新版にアップデートしても半分ほどのスピードしか出ていませんが、バッテリーを内蔵したワイヤレス充電器の最大敵である発熱を考えると仕方ないのでしょう。
充電出力が1.5倍になってスピードアップしたと言っても新たに11,800円を支払って購入することはおすすめできませんが、現在愛用している人にとっては嬉しいアップデートであることは間違いありません。
MagSafeバッテリーのファームウェアをアップデートするには、iPhoneに装着するだけで自動的に始まります。なお、ファームウェアのアップデートは1週間ほどかかるとのこと。
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