任天堂が2019年3月までの正式配信に向けて開発を進めているスマートフォン向け「マリオカートツアー」。開発を手がけるDeNAが2月8日に決算説明会を開催し、基本無料(Free to Start)で提供すると発表した。
「マリオカートツアー」はガチャ課金?それとも買い切り型?
DeNA決算説明会4:
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2018年2月8日
スマホ版マリオカート(Mario Kart Tour)は基本無料(free to start)型。
以上です。ありがとうございました。
“Free to Start”は文字どおり「無料で始められる」という提供方法だ。2016年にリリースされた「スーパーマリオラン」がFree to Startで提供されたことから「マリオカートツアー」もダウンロードは無料でゲームの一部をお試しで無料プレイできると報じられているがその限りではない。
というのもその後にリリースされた「ファイアーエムブレムヒーローズ」も「どうぶつの森ポケットキャンプ」もDeNAはFree to Startと案内している。両ゲームはガチャによる課金方式を取っており、課金しなければ完全無料でプレイすることも可能だ。
つまり、“Free to Start”といってもガチャなど課金するものとスーパーマリオランのように買い切り型が存在する。
マリオカートは使えるキャラクターやマシン、タイヤの種類が無数に存在しているため課金型としても提供しやすい。実際に「マリオカート8」ではどうぶつの森やゼルダとコラボした追加コンテンツが販売された。追加コンテンツを購入すると、新しいキャラやマシン、コースがゲーム内に追加される。「マリオカートツアー」でも追加コンテンツをアプリ内課金として販売するケースも十分考えられる。
一方、買い切り型で提供した「スーパーマリオラン」は、Appleの大規模なPRも手伝って史上最速で4000万ダウンロードを突破したが、課金率はわずか2割に留まるなど収益面では失敗に終わってることから課金型の可能性が高いのではないだろうか。