任天堂が今年9月にリリースした「マリオカート ツアー」にて、待望の“リアルタイムマルチプレイ”を開始することを発表した。
まずは有料会員向けに12月からベータテストが実施される。
正式サービスも有料会員専用に?
「マリオカート ツアー」のリアルタイムマルチプレイはサービス開始前から提供が約束されていた待望の対人戦の機能。
現在はユーザーをマッチングさせてAIによってレースが行われているが、“リアルタイムマルチプレイ”では、オンラインを通じてリアルタイムにユーザー同士で対戦ができる。
サービスの正式提供を前に「ゴールドパス」会員向けとして12月からベータテストが実施される。具体的なテストの内容は不明。詳しい内容はTwitterの公式アカウントで後日アナウンスするとしている。
ゴールドパス会員の方を対象にリアルタイムマルチプレイのベータテストを12月に実施します。
— マリオカート ツアー (@mariokarttourJP) 2019年11月1日
ゴールドパス会員の方はぜひご協力をお願いします。
くわしい内容は後日、本アカウントからお知らせします。#マリオカートツアー pic.twitter.com/JbJ4E5tszG
ゴールドパスは、限定ギフトや限定のチャレンジ、より難易度の高い200ccに挑戦できる初回2週間お試し付き・月額550円の課金サービス。
「マリオカート ツアー」はサービス開始から24時間で2,000万ダウンロードを突破し、1週間で9,000万ダウンロードに到達するなど好調なスタートを切ったものの利益率の低さが指摘されていた。
ゴールドパス向けにベータテストを提供することで一時的に会員が増えることが予想されるが、無料体験の終了を機に退会する可能性も高い。継続的に収益を上げるために、もしかするとリアルタイムマルチプレイはゴールドパス限定のサービスとなるかもしれない。