メルカリのグループ会社ソウゾウが、5月8日に本・CD・DVD/ブルーレイの売買に特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」のiOS版をAppStoreでリリースした。
出品したい本のバーコードを読み取るだけで出品情報が自動入力される機能や売れた商品の約半数が24時間以内に売れる本家「メルカリ」への同時出品されるなど、便利な機能を備える。
メルカリとの連携機能で売りやすく、買いやすいフリマアプリ「メルカリ カウル」
1日に100万品以上の商品が出品されるメルカリで全体の22%を占める人気カテゴリ「エンタメ・ホビー」の本・CD・DVD/ブルーレイに特化した形で提供されるのが新たに提供される「メルカリ カウル」だ。
「メルカリ カウル」には、本やCD、DVDなどのバーコードを読み取るだけでタイトルや著者、発売日、定価などの商品情報が自動入力や過去の取引傾向から売れやすい価格の提案機能によって10秒で出品できる「かんたん出品」、商品一覧画面で最安値がわかる機能、最安値が更新された時にプッシュ通知でお知らせする通知機能など利便性の高い機能を備える。
さらに、メルカリとの連携機能によって取引の際にメルカリでの評価を確認したり、らくらくメルカリ便を選択してお互いの住所や名前を知らせずに取引できる匿名配送、メルカリへの同時出品機能も備えるなど、買いやすく・売りやすい機能を多数備える。
メルカリ カウルのオープニングを記念して本日から5月31日までキャンペーンが実施され、期間中にメルカリ カウルで出品すると、商品1点につき20円分、2017年に発売された新商品は40円分のメルカリポイントが最大2000ポイントまで付与される。
今回はiPhoneやiPadで利用できるiOS版がAppStoreで公開されたが、2017年6月にはAndroid版がGoogle Playストアでリリースされる予定。なお、今後は中古の商品だけでなく新刊の販売も行うとのこと。
本・CD・DVDの買い取り、中古販売と言えば「ブックオフ」だが、ここ最近は業績不振に陥っている。安く買い取って高く販売するブックオフのシステムに消費者が嫌悪感を示し、今では売りたくない、買いたくないという印象が強い。メルカリであれば自分の希望した価格で多くの人に販売できる。メルカリに支払う手数料は10%でブックオフで売るよりも遥かに高い利益を得ることができる。4月には社長が交代したばかりのブックオフはどのように対抗するだろうか。なお、競合アプリとして世界最速10秒で出品できる本特化型のフリマアプリ「ブクマ!」も存在する。
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