メルカリが本日11月27日12時00分から新サービス「メルカリNOW」をスタートさせた。メルカリNOWは“フリマより早く、カンタンにモノが売れる”即時買い取りサービス。
目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるアプリとして登場し、取引が集中してわずか16時間でサービス停止。最近ではDMMが70億円で買収するなど話題になった即現金化アプリ「CASH」を追従するサービスとなる。
メルカリの取引データで納得感の高い査定額を算出
“売れた商品のうち約半分が24時間以内に売れる”サービス感がウリのメルカリだが、忙しいので時間がない、やり取りするのが面倒、売れるまで待ちたくないといった声に答えるべく登場した。
商品の出品はメルカリアプリからブランド・カテゴリを選択、商品の状態を入力してカメラで撮影すると、すぐに査定額が提示される。金額を了承するとその場で売り上げ金が手に入る。売上金は口座引き出したり、メルカリ内の買い物に利用できる。
買い取られた商品は2週間以内に自宅まで無料で集荷に来てメルカリ内で販売される。出品・買い取り手数料や出荷も無料だ。
なお、本人確認書類の提出や本人名義の銀行口座の登録が必要になるほか、実在しない商品の出品を防ぐためスマートフォン内に保存された画像は利用できない。万が一、盗難品などを出品した場合は売上金の没収やアカウントの停止も行う。未成年は利用不可といったさまざまな安全策が取られる。
懸念されるのは査定額だ。CASHでは使用不可能なiPhoneでも2万円の査定額が付くなど査定には大きな疑問もあったが、メルカリNOWではメルカリの1日100万品以上の出品がある膨大な取引データを参考に査定額を算出するため納得感の高い金額を提示するという。査定額の上限は2万円。
買い取り対象の商品が服飾品に限定されるが、利用状況を見ながらカテゴリーが拡大される。また、1日の買取金額はメルカリNOW全体で上限1,000万円までとなっているが、上限金額の引き上げや査定や出品時の情報入力のAI化を進めていくとしている。
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