マイクロソフトがWindows 10 Mobileに最初のアップデートを配信しました。「KATANA 01」や「MADOSMA」、「EveryPhone」など日本国内で発売されたスマートフォンにも順次配信されています。
世界中で動作するすべてのWindows 10を搭載したスマートフォンに最初のアップデートを配信
Windowsとデバイス・グループのリーダーを務めるテリー・マイヤーソン氏は、自身のTwitterアカウントにて世界中で動作するすべてのWindows 10を搭載したスマートフォンに最初のアップデートを配信したと明かしています。
Big day, first update worldwide (and more to come) to all phones running #Windows10 – same build as PC!
— Terry Myerson (@tmyerson) 2015, 12月 8
なお、本日はWindows 10搭載PCにメジャーアップデートが配信されていますが、同氏はWindows Phoneに配信されたアップデートのビルドはPCと同じであることも明らかにしています。
アップデートの存在はメーカーにも知らされていないのか、各社はアップデートの案内を出していません。
マイクロソフト、メーカーもキャリアもスルーしてWindows 10 Mobileのアップデートが可能
Windows 10 Mobileのアップデート経路はiOSやAndroidと違ってあまり認知されていませんが、マイクロソフトの発表によると、Windows 10のセキュリティを確保するため、継続的にアップデートを配信し、このアップデートはスマートフォンも含めたすべてのWindows 10搭載端末にアップデートを配信すると案内しています。
つまり、マイクロソフトはメーカーやキャリアに事前告知や了承を得ずにアップデートを配信することが可能で、今回のアップデートはそのとおりに配信されたようです。
なお、この経路で配信されるアップデートにはセキュリティの修正/改善のほか新機能の追加も含まれるようです。おそらく、キャリア都合でアップデートが放置されることはないため、ユーザーは安心してWindows 10 Mobileを利用することができそうです。
今回配信されたアップデートを適用すると、ビルド番号は「10.0.10586.0」から「10.0.10586.29」に変更されます。アップデートは設定画面から「更新とセキュリティ」→「電話の更新」から行えます。
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