NetflixがiPhoneとiPad向けに提供するアプリが「空間オーディオ」に対応したことが明らかになった。
空間オーディオは映画館のような3Dサウンドで新しい音楽体験を楽しめる機能で、Netflixユーザーが待ち望んでいた機能の1つ。
iOS 15では非対応映画でも空間オーディオ化
9to5MacがNetflix広報に確認したところ、iOS 14およびiPadOS 14のiPhoneとiPadで空間オーディオの対応を開始したとのこと。Appleによる空間オーディオの説明は以下のとおり。
ただ映画やビデオを観るだけでも、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングが映画館さながらのサラウンドサウンド体験をもたらし、まるで全方位から音に包み込まれるかのような感覚を味わえます。音場がデバイスにマッピングされ、音声がブレずに画面の中の俳優やアクションから聞こえてきます。
- 引用元
- Apple
視聴しているコンテンツが空間オーディオに対応している場合は、iPhoneおよびiPadでコントロールセンターを表示すると、空間オーディオの表示が有効になるそうだ。
また、今年秋に公開されるiOS 15およびiPadOS 15を利用している場合は、Spatial Stereoに変換と表示されて非対応の映画やドラマでも3Dサウンドが楽しめるという。
空間オーディオが利用できない場合は、Netflixのアプリが最新版にアップデートされていることを確認する必要がある。また、Netflixは空間オーディオの展開がスローになると案内しているそうだ。
なお、空間オーディオは「AirPods Pro」と「AirPods Max」で利用できる機能で、iPhone 7以降のモデルや以下のiPadが必要になる。
- iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代) 以降
- iPad Pro 11 インチ
- iPad Air (第 3 世代) 以降
- iPad (第 6 世代) 以降
- iPad mini (第 5 世代)
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