Appleが国内8店舗目となる「Apple新宿」を4月7日にオープンするが、今後5年間で複数のApple Storeをオープンする計画が明らかになった。また、Apple渋谷のような既存店舗のリニューアルも積極的に行っていくようだ。
Apple Storeの新店舗は東京・大阪・京都・神戸が有力?
Appleのリテール部門を率いるAngela Ahrendts上級副社長が日本経済新聞のインタビューに対して今後のApple Storeのスケジュールを明かしている。
Angela Ahrendtsは、日本市場について「最大の投資先のひとつになる。国別でみても上位10%に入る」「再び投資する時期」と話し、2018年からの「5年計画」について語った。この計画は、Apple新宿を皮切りにいくつかの新しい店舗をオープンし、既存の店も大規模な改装を実施していくというもの。新店舗の数や場所については明かさなかったが、「2よりも多い」規模とのことだ。
新店舗のオープン場所に関するヒントも語られている。Angela Ahrendtsは日本の各店舗を見て米国に戻ると「2020年、25年の世界のトップ都市」を議論している時に東京があがったそうだ。そしてApple新宿が4月にオープンする。また、約14年前にSteve Jobsが最初の海外店舗を開いた場所(Apple銀座)という事実に後押しされて日本を再訪し、東京・大阪・京都・神戸といった様々な都市に滞在して数年がかりで日本店舗への投資計画を考えたとのこと。
今後5年間でオープンするApple Storeの新店舗は、2020年または2025年に世界のトップ都市として上位にランクインする都市。日本であれば同氏が滞在した東京・大阪・京都・神戸といった地域が有力かもしれない。実際にAppleは「Apple京都」をオープンさせるために既にスタッフの募集などを行っている。さらに、これまでの噂として東京・千代田区、豊島区でのオープン計画が報じられている。
今後の予定を整理すると、4月7日に「Apple新宿」のオープン、2018年冬に「Apple渋谷」のリニューアルオープン、今後5年以内に「Apple京都」のオープン、都内でもう1店舗オープン?となりそうだ。
残念ながら2016年2月に閉店となったApple札幌の移転については語られていない。
コメントを残す