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Nothing Phone (3)の発売日は7月中旬か。ペリスコープ式望遠カメラ搭載

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2025/05/17 8:46
Nothing Phone (3)の発売日は7月中旬か。ペリスコープ式望遠カメラ搭載

先日開催された「The Android Show」にて、NothingのCEOであるカールペイが、同社初の“真のフラグシップスマートフォン”となる「Nothing Phone (3)」を今年夏に発売すると予告しました。

価格は800ポンドで日本円に換算すると約15万円になる見込み。Nothing Phone (1)や Phone (2)が10万円を大きく下回る価格帯だったことを考えると、Phone (3)はスペックの大幅な強化が期待されます。

過去に多数の実績があるSmartprixが、独自情報としてPhone (3)の詳しいスペックについて報じています。

コードネームはアーボック

発売が近く迫っていることもあって、すでにGSMデータベースおよび、インドの品質安全保証を行うBISに登場し、Phone (3)のモデル番号が「A024」であることが確認されています。

この024はポケモン図鑑のずかん番号とリンクしたコードネームになっています。24番はアーボック。Nothingも以下の画像を投稿していることから間違いなさそうです。

また、社内では「Metroid」というコードネームで呼ばれているそうです。

Nothing Phoneのコードネームは1つではなく、例えば、Phone (3a)では、ArcanineのほかにPacmanとも命名され、ソフトウェアバージョンの識別子にも使用されています。

Nothing Phoneのコードネームとモデル番号
  • Phone (3)
    • モデル番号:A024
    • コードネーム:Metroid / Arbok(アーボック)
  • Phone (3a) / Pro
    • モデル番号:A059 / A059P
    • コードネーム:Asteroids / Arcanine(ウィンディ)
  • Phone (2a)
    • モデル番号:A142
    • コードネーム:Pacman / プテラ(Aerodactyl)
  • Phone (2)
    • モデル番号:A065
    • コードネーム:Pong / Alakazam(フーディン)
  • Phone (1)
    • モデル番号:A063
    • コードネーム:Spacewar / Abra(ケーシィ)

よりハイグレードなトリプルカメラを搭載

Phone (3a)シリーズに続き、Phone (3)にもSnapdragonのチップが採用されるとのこと。フラグシップモデル向けの「Snapdragon 8 Elite」が有力視されています。

カメラも大きく進化します。

ペリスコープ式望遠カメラの搭載に加えて、より大型のイメージセンサーを採用した広角カメラ、超広角カメラで構成されるトリプルカメラになるとのこと。

ペリスコープ式望遠カメラは、すでに今年発売されたPhone (3a) Proに搭載されています。

Phone (3a)よりも高性能なズームと、Sony製の大型センサー、光学手ぶれ補正、テレマクロに対応していますが、もちろんフラグシップモデルのPhone (3)には、よりハイグレードな望遠カメラが搭載されるでしょう。

Nothing Phone (3a) Nothing Phone (3a) Pro
望遠カメラ
  • Samsungのイメージセンサー
  • 絞り値 ƒ/2.0
  • 視野角 49.5°
  • ピクセル幅 0.64μm
  • センサーサイズ 1/2.75インチ
  • 電子手ぶれ補正
  • Sony LYTIA 600
  • 絞り値 ƒ/2.55
  • 視野角 33.6°
  • ピクセル幅 0.8μm
  • センサーサイズ 1/1.95インチ
  • 光学および電子手ぶれ補正
ズーム性能 光学2倍/ロスレス4倍/ウルトラ30倍 光学3倍/ロスレス6倍/ウルトラ60倍

バッテリー容量は、Phone (2)の4,700mAhをわずかに上回る程度。Phone (3a) Proの5,000mAhを超えるかは不明ですが、価格を考えれば、期待したいところです。

OSには、Android 15ベースのNothing OS 3.2を採用。なお、Android 16の正式リリースは6月となっていますが、Nothing独自の世界観との融合には少し時間がかかるかもしれません。

Android 16では、新しいデザイン言語の「Material 3 Expressive」が年内に導入される予定で、Nothingがどのように取り入れるかにも注目が集まります。

インドでは格安販売か

Smartprixは、Phone (3a)の発売時期について7月中旬の可能性が高いと伝えています。

800ポンドという予告から、インド市場では90,000インドルピー前後と予想されていましたが、同メディアは55,000インドルピー以下になる可能性が高いと報じています。

Nothingはインド市場で前年比577%という驚異的な成長記録しており、Nothingにとって特別な市場になっていると考えられます。日本市場も同様の戦略対象になれば、15万円よりも安い価格で発売されるかもしれません。

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