- Nothing Phone(3)は最新のSnapdragon 8s Gen 3を初めて選択予定。
- 販売価格はインドで40,000〜45,000ルピー、変わらない見込み。
- ただし、日本ではFeliCa搭載やおサイフケータイ対応による値上げも考えられる。
おサイフケータイ対応に歓喜したNothing Phone (2a)の出荷が日本でも開始され、夏発売が予想される「Nothing Phone (3)」に話題が移りつつあります。
これまでに発売されたPhone (1)、Phone (2)は性能を抑えたり、発表から時間が経ったチップを採用することで、価格を抑えていましたが、Phone (3)は最新チップを採用するかもしれません。
おサイフケータイ対応で日本価格はどうなる
91mobile HindiがNothingと関係の深い筋から得た情報によると、Phone (3)には、今年発表されたばかりのSnapdragon 8s Gen 3が搭載されるとのこと。
名前だけ聞くと今年前半までに発売されるプレミアムスマートフォンの多くが搭載するであろう最高性能のチップ、Snapdragon 8 Gen 3のアップグレードモデルのように感じますがそうではありません。
8+ Gen1など改善を意味する「+」に対して「s」は性能と価格を抑えたモデルを示しています。
Snapdragon 8 Gen3との違いは、CPUのクロック数やコア構成が控え目に調整され、5Gモデムやメモリの性能も抑えられていることです。ゲームのパフォーマンスに関わるGPUや、AIや機械学習を担当するNPUはほぼ変わりません。
今回の情報が事実であれば、Nothingはこれまで性能を抑えたミドルレンジのチップや、型落ちのチップを選択していましたが、Nothing Phone (3)では、最新のハイエンドチップを初めて選択することになりそうです。
一方で価格への影響が気になるところ。
Nothing Phone (3)の販売価格はインドで40,000〜45,000ルピーと報じられています。Nothing Phone (2)は44,999ルピーに設定されていたので、最新チップを搭載しても価格は変わらないことになります。
ただし、日本においてはFeliCa搭載やおサイフケータイ対応による値上げも考えられます。実際にPhone (2)は約1ルピー1.77円の設定でしたが、Phone (2a)は約1ルピー2円に設定されています。
これまでの傾向からすると、Nothing Phone (3)は7月ごろに正式発表されるものと予想されます。
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