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Nothing Phone (3)はSnapdragon 8s Gen 3搭載か。価格に影響なし?

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Yusuke Sakakura公開日:2024/04/02 15:25
Nothing Phone (3)はSnapdragon 8s Gen 3搭載か。価格に影響なし?
3行まとめ
  • Nothing Phone(3)は最新のSnapdragon 8s Gen 3を初めて選択予定。
  • 販売価格はインドで40,000〜45,000ルピー、変わらない見込み。
  • ただし、日本ではFeliCa搭載やおサイフケータイ対応による値上げも考えられる。

おサイフケータイ対応に歓喜したNothing Phone (2a)の出荷が日本でも開始され、夏発売が予想される「Nothing Phone (3)」に話題が移りつつあります。

これまでに発売されたPhone (1)、Phone (2)は性能を抑えたり、発表から時間が経ったチップを採用することで、価格を抑えていましたが、Phone (3)は最新チップを採用するかもしれません。

おサイフケータイ対応で日本価格はどうなる

91mobile HindiがNothingと関係の深い筋から得た情報によると、Phone (3)には、今年発表されたばかりのSnapdragon 8s Gen 3が搭載されるとのこと。

名前だけ聞くと今年前半までに発売されるプレミアムスマートフォンの多くが搭載するであろう最高性能のチップ、Snapdragon 8 Gen 3のアップグレードモデルのように感じますがそうではありません。

8+ Gen1など改善を意味する「+」に対して「s」は性能と価格を抑えたモデルを示しています。

Snapdragon 8 Gen3との違いは、CPUのクロック数やコア構成が控え目に調整され、5Gモデムやメモリの性能も抑えられていることです。ゲームのパフォーマンスに関わるGPUや、AIや機械学習を担当するNPUはほぼ変わりません。

今回の情報が事実であれば、Nothingはこれまで性能を抑えたミドルレンジのチップや、型落ちのチップを選択していましたが、Nothing Phone (3)では、最新のハイエンドチップを初めて選択することになりそうです。

一方で価格への影響が気になるところ。

Nothing Phone (3)の販売価格はインドで40,000〜45,000ルピーと報じられています。Nothing Phone (2)は44,999ルピーに設定されていたので、最新チップを搭載しても価格は変わらないことになります。

ただし、日本においてはFeliCa搭載やおサイフケータイ対応による値上げも考えられます。実際にPhone (2)は約1ルピー1.77円の設定でしたが、Phone (2a)は約1ルピー2円に設定されています。

これまでの傾向からすると、Nothing Phone (3)は7月ごろに正式発表されるものと予想されます。

Nothing Phone (2)
Nothing Phone (2)¥ 79,800~光と音が連動して通知するGlyphがさらに進化。タイマーやUber Eatsの配達状況と連動した新機能が追加。背面のガラスは緩やかなカーブを描くプレミアムな感触に。カメラも新しいセンサーと前作比で4000倍のカメラデータをキャプチャする新ISPで高画質化。6.7インチに大型化しLTPOに対応した最強のディスプレイを搭載しています。レビュー記事を読む
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