PayPayでは、サービス開始から無料に設定した決済手数料を今月から取引金額(税別)の1.6%〜に有料化すると発表。これに伴ってPayPayの提供を終了する店舗が増えています。
そういったなかで、MMD研究所が中小個人店経営者を対象にQRコード決済調査を9月に実施。37.0%が「有料化に関わらず継続利用したい」と回答した一方で、解約したいと答えたのは21.8%となったようです。
解約後に導入を検討しているサービスは楽天ペイがトップ
PayPayの決済手数料が有料化した後の提供について、約4割が「どちらとも言えない」と様子見する一方で、約2割が「有料になるまでは継続利用したい(無料期間が終わる時に解約する)」および「今すぐ解約したい」と回答しています。
「有料化に関わらず継続利用したい」と回答したのは37.0%になりました。
継続利用したいと回答した理由については47.6%が「キャッシュレス時代に適応しないといけないと感じるから」と回答。39.5%が「最も使われているスマホ決済だと思うから」、25.9%が「PayPayを導入しないことによる機会損失を減らしたいから」、23.2%が「顧客の要望が強いから」と答えています。
一方でPayPayを解約したいと思う理由について57.8%が「PayPayにより手数料がまかなえるほど利益が生まれていないから」と回答しています。
調査対象はわずか20人ですが、PayPayを解約後に導入を検討しているサービスについては半数が楽天ペイと回答。楽天ペイは新規申し込みの加盟店を対象に決済手数料を全額キャッシュバックする期間限定のキャンペーンを実施しています。
今回の調査は、PayPayなど決済サービスの導入決定に関わる、または意見を反映できる立場にある22歳〜69歳の男女オーナー1000人が対象となりました。
- | MMD研究所
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