例年どおりであれば秋に発売されるはずの「Pixel 5」の存在がはやくも確認された。
Googleは毎年10月に新商品発表イベント“Made by Google”を開催し、新しいPixelスマートフォンを発表している。
「Pixel 5」はSnapdragon765搭載?
9to5GoogleがAndroidのソースコード管理プロジェクトAOSPから「Pixel 5」の存在を確認した。AOSPに複数回のコミット経験があるElena Petrovaが投稿したコミットメッセージには“Pixel 5 with 4.19”の文字がしっかりと入力されている。
これはそこまで重要なものではない。誰もが「Pixel 4」の次は「Pixel 5」だと思っているだろうし「Pixel 5」が存在しないことの方が驚きだ。重要なのはここから。
9to5Googleはコミットメッセージとして入力された“Pixel 5 with 4.19”の“4.19”がLinuxカーネルのバージョン番号と指摘。また、XDA-DevelopersのMishaal Rahmanは“4.19”と“bramble”がリンクすることを確認している。
“bramble”は先日発見されたばかりのコードネームで、低価格版の「Pixel 4a」シリーズの1つとされていたが、実は「Pixel 5」のコードネームだった可能性*がある。
Pixelデバイスのコードネームは魚由来だが、“bramble”は魚の名前ではないため開発用のリファレンスボード?
XDA-Developersは“bramble”に搭載されるプロセッサがミドルレンジ向けの「Snapdragon 765」と伝えていることから「Pixel 5」がフラグシップモデルではない可能性が出てきた。
一方で先日公開された「Pixel 5」のプロトデザインには、Pixel 4シリーズを上回るトリプルカメラが搭載されていることからフラグシップの可能性を完全に否定することもできない。今後の情報で徐々に明らかになっていくはずだ。
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