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日本語でほぼ使えないのに?Pixel 9シリーズのメモリの一部はGemini Nanoに専用割り当て

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Yusuke Sakakura更新日:2024/08/16 9:17
日本語でほぼ使えないのに?Pixel 9シリーズのメモリの一部はGemini Nanoに専用割り当て

8月22日に発売されるGoogleの最新スマートフォンPixel 9シリーズでは全4機種のメモリが増量されました。

初代PixelからPixel 3までは4GB、Pixel 4で6GB、Pixel 5で8GB、Pixel 6 Proで12GBに到達、といったようにスマホのメモリ容量は数年に一度しかアップデートされないので貴重な機会です。

これまでのメモリ増量はアプリを同時に起動しながら使い分けるマルチタスキング体験の向上などがありましたが、今回は高度なAIモデルを動作させることが第1目的のようです。

GeminiをGoogleアシスタントに変更しても変わらず

Pixel 9は12GB、Pixel 9 Pro / 9 Pro XL / 9 Pro Foldの3機種は16GBのメモリを搭載しています。

ただし、追加メモリの一部をマルチモーダルでGemini Nanoを実行するために専用で割り当てて、高速かつスムーズなAI体験を実現しているとGoogleは説明しています。

Pixel 9シリーズではGeminiがデフォルトのアシスタントに割り当てられていますが、これをGoogleアシスタントに戻しても専用で割り当てられたメモリはそのままとのこと。

重要なのはGemini Nanoで提供される機能のほとんどが日本語に対応していないことです。

新しい天気情報アプリのAI天気予報は日本語では提供されず、音声通話の録音・書き起こし・要約、Pixelスクリーンショット、画像生成のPixel Studioは具体的な対応言語は案内されていません。

Gboardのスマートリプライや文章のトーン変更、レコーダーアプリの要約といったGemini Nanoのライトな機能さえも日本語には対応していないことを考えれば、それよりもはるかに高度なPixel 9シリーズとともに発表された新機能は利用できないでしょう。

おそらくGemini Nanoの日本語対応はずっと先になるはずです。

つまり、12GBまたは16GBのメモリを搭載したスマートフォンを購入したにも関わらず、日本語対応が完了するまではほとんど使えもしないGemini Nanoに割り当てられる可能性があるということ。

さすがにその辺はいい感じで調整されているのではないかと期待したいのですがどうでしょうか。

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