Pixel Tabletのドックがフライング予約開始→削除。価格は129ドル、ドックにもカラバリか
来月10日に開催されるGoogleのビッグイベント「Google I/O 2023」にて、発表が確実視されているPixel Tabletのドックが米Amazonにてフライングで予約販売を開始していました。
掲載されていた情報によれば発売日は5月10日。販売価格は129ドル。なお、記事執筆時点ではページこそ存在しているものの、画像、発売日、価格といった情報が削除されています。
米Amazonにて予約販売ページがフライングで公開されていたのは「Pixel Tablet Standalonde Charging Dock – Hazel」です。
Googleが案内していたドックの正式名称「Charging Speaker Dock」とは異なっており、製品の説明では正式名称が使用されていることからタイトルが誤っているようです。
Hazelが意味するのは本体のカラーです。
Hazelは昨年発売されたPixel 7シリーズで追加された新色。すでに公開されているPixel Tabletの画像から深緑の背面ケースに黒いベゼルを組み合わせたカラーが確認されていましたが、これがHazelでしょう。他にもホームデバイスに適した白いベゼルを持つホワイト/チョークカラーの存在も確認されており、最近の噂では全4色と報じられています。
本体だけでなくドックにもカラバリが存在するとの情報が明らかになったのは今回が初めてかもしれません。
製品の説明から新たに得られる情報はありませんが「Pixel TabletのCharging Speaker Dockは24時間いつでもタブレットを充電できます。ドックの取り外しもカンタンです。」と書かれています。
モデル番号はGMD6J。アメリカで無線通信機器を発売するために必要なFCC認証を通過したものと一致しています。なお、Pixel Tabletのドックには、KorlanとYuzuの2種類の存在すると報じられていて、米Amazonに登場したのは前者のKorlan。後者のYuzuはスピーカー機能のない低価格な充電専用ドックになると予想されています。
ドックの大きさは6.65 x 3.71 x 2.77インチ、168.91 x 94.23 x 70.35mmとのこと。
99.99ドル(日本では11,000円)でGoogle Nest Hubが販売されていることを考えると、スピーカーや充電機能を持つだけのドックが129ドルという価格設定はかなり強気です。
問題はドックが別売りにされていることです。
Googleはタブレットについて使わない時間が多く、使わない時間は居場所がないとして、タブレットに居場所を与えるドックを追加し、充電機能によって24時間いつでも使えるようにしようとしています。であればPixel Tabletはドックとセットで販売されるのがデフォルトであるべきです。
もしかすると、このドックは追加用でリビングだけでなくキッチンや寝室、仕事部屋にドックを設置することで1箇所だけでなく複数の場所にタブレットの居場所を与えて家のどこでも使えることを想定しているのかもしれません。
だとしても価格の高さは気になるところ。Amazonにフライングで登場した発売日や価格は仮置きであることも多々あるので実際はもう少し安くなることを期待しておきます。
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