Pixel Watchのアップデート保証期間は最低3年間。SamsungやAppleよりも短期間に
スマートフォンのようにスマートウォッチにもソフトウェアアップデートが提供され、機能追加・不具合の修正・セキュリティアップデートなどが行われます。
GoogleはPixelスマートフォンにおいて発売から最低3年間のアップデートを保証し、Google Tensorを搭載したデバイスには、長期的な最低5年間のセキュリティアップデートを保証しています。
Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」のアップデート保証期間がどれぐらいになるのか気になるところですが、Googleは発売から最低3年間と案内しています。
Samsungは最大4年間、Apple Watchは約5年間
GoogleはPixel Watchのソフトウェアアップデートに関するヘルプページを公開。同ページにて、発売から3年後の2025年10月までソフトウェアアップデートの定期的な提供を約束しています。
アップデートには、セキュリティの強化、新機能、オペレーティング システム アップデート、バグの修正が含まれていて、3ヶ月に一度の機能追加アップデート「Feature Drop」や、その他のソフトウェアアップデートが含まれる場合があるとのこと。
Samsungは最大4年間のアップデートを保証し、9to5Googleによれば、Appleは約5年間のアップデートを提供(Apple Watch Series 3は2017年9月から2022年9月まで)しているため、ライバルのスマートウォッチに比べてPixel Watchのアップデート保証は短期間です。
同日発売されたPixel 7が5年間のセキュリティアップデートを約束していることもあって保証期間が短く感じますが、「5年間の長期的なアップデートを提供する条件はGoogle Tensorを搭載すること」という明示されていないGoogleのポリシーは一貫しています。
残念ながらPixel Watchのチップセットは、Google Tensorではなく、4年前にリリースされたSamsungのExynos 9110とCortex M33 コプロセッサです。
Googleが次期Pixel Watchにスマートウォッチ向けのGoogle Tensorを搭載した時には5年にまで伸びることが期待されますが、初代Pixel Watchにおいては、Google Tensorを搭載したPixel 7、Pixel 6シリーズ、Pixel 6aよりも先に寿命が来ることになります。
コメントを残す