
累計ダウンロード数が7億5000万回を突破し、リアルワールドでの1周年イベントを控えている「Pokémon GO」
ポケモンGOにはARモードが搭載されていて目の前にいるポケモンにモンスターボールを投げてゲットするような感覚を味わえる、、、というとかなり大げさだが、「iOS 11」で提供される新機能「AR Kit」に対応したポケモンGOではホントにポケモンがそこにいるようなARモードに進化するようだ。
ARKitのこうかはばつぐんだ
今年のWWDCは春にスペシャルイベントがなかったことも影響したのか多くの新製品が登場した。新製品に興味がない開発者は退屈に感じたかもしれないが、iOS 11の新機能として提供される「ARKit」のセッションに興奮した人は多いはずだ。
セッション内ではARモードを収録するポケモンGOも少し紹介された。現在のARモードはポケモンが浮いているような不自然さがある。ぶっちゃけ背景がリアルなだけでそこにポケモンがいるかのような感覚はない。一方、AR Kitに対応したポケモンGOはポケモンがそこに立っているようなリアルさで投げたモンスターボールが地面にバウンドするエフェクトも非常にリアルだった。
さらに、後日開催されたARKitのセッションでも再びポケモンGOのデモが披露された。デモに登場するピカチュウは地面の上にしっかり立っていて40.6cmの小さなポケモンを見下ろすことができる。歩を進めればポケモンとの距離を縮めたり、離れたり、回り込むこともできる。つまり、奥行きの要素が追加されてかなりリアルになっている。
Catching a Pikachu using the new AR mode. from pokemongo
またポケモンがモンスターボールに入ると、現在は不自然にモンスターボールがズームしてゲットできるか否かのアニメーションが再生されるが、ARKitに対応したポケモンGOでは地面にボールが落ちてそのままの視点でゲット判定のアニメーションが再生される。
これを見たあとでは今のARモードがかざりものに感じる。実際にポケモンをゲットして2回目以降はARをオフにしている人がほとんどのはずだ。しかし、ARKitに対応したリアルでホンモノのARモードが利用できるようになれば、再びARモードのスイッチをオンにしでポケモンをゲットする人も増えるはずだ。
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