セブンイレブンが国際標準のType A/Bによるタッチ決済を導入することを発表した。
店員にカードを渡すことなく「支払いはカードで」と伝えてカードをタッチするだけ*でスピーディかつ安全に支払いが完了する。
一定金額を超える場合はカードをリーダーに挿して暗証番号の入力が必要になるが、少額決済の多いコンビニでは実質的にサインや暗証番号の入力が不要だ。
国際標準のNFCタッチ決済を導入
国際標準のType A/Bによるタッチ決済を導入するのは全国の約2万店舗のセブンイレブン。今年6月から5ブランド*で利用可能になる。
Visa、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ
日本では読み取り速度が高速なFeliCaが普及した一方で、世界の多くの国ではType A/Bによる非接触決済が一般的。セブンイレブンは東京オリンピックが開催される2020年夏に向けて訪日外国人が増加していることから国際標準のタッチ決済の導入を決めたようだ。
NFC Type-A/Bを搭載していればスマートフォンやスマートウォッチでも利用できるため日本人にとってもメリットは多い。これまでにローソンやマクドナルド、TSUTAYA、JapanTaxiなどがType A/Bによるタッチ決済を導入している。
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