“支払い額の20%が戻ってくる!”など大規模な還元で盛り上げる国内のスマートフォン決済サービス。
なかでもQRコード決済はSuicaなどFeliCaを利用した決済サービスと違って導入費用が格安で済むことから導入店舗が続々と増えている。
店舗やユーザーの不満はサービスの乱立化とサービスごとに異なるバラバラなQRコードだろう。特に店舗側はサービスごとに異なるQRコードをレジに設置しなければいけない。
そこでスマホ決済を提供する国内外の5社にQRコードを統一する動きがあるようだ。
国内外の5社が今夏から順次、統一QRコードを導入へ
日本経済新聞によると、国内外の企業が同じQRコードで支払いができる統一QRコードを今夏から順次導入し、年度内に対応するという。導入する企業は「LINE Pay」を提供するLINEや「メルペイ」のメルカリ、「d払い」のドコモ、「Alipay」のアリババ、「WeChat Pay」のテンセントの5社で今後も事業者は増えていくとのこと。
統一QRコードを手がけたデジタルガレージ社の「クラウドペイ」を採用した店舗では、スマートフォンやタブレット、または紙などでQRコードを表示し、ユーザーがスマートフォンでQRコードを読み取ると、どのスマホ決済サービスを利用しているかを自動で判別して決済するという。
店舗で掲示されているQRコードの書き換えが必要になるかは不明。また、店舗側がユーザーのQRコードを読み込む方式に対応しているのかもわからない。ユーザーが提示するQRコードが統一されないのであればユーザー側の負担は特に減らないだろう。
ドコモはきょう12時00分から新サービス・新製品発表会を開催する。ドコモTwitterではキャッシュレス時代の新たな取組を紹介するとしていることから2019年夏モデルの新機種と共に統一QRコードの導入が発表される可能性がある。また、LINEも午前10時30分から発表会を開催する。
【ドコモ公式SNS 新サービス・新商品発表会情報4】
— NTTドコモ (@docomo) 2019年5月15日
明日12時から開催の発表会では、キャッシュレス時代の新たな取り組みを紹介します。キーワードは「払」!
当日はドコモ公式Twitterアカウントで生中継します。
発表会特設Webサイトはこちら⇒https://t.co/ZL16fiXYJ8 #ドコモ19夏 pic.twitter.com/I2meriLKUw
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