11月8日、スターバックスコーヒージャパンがLINEと2019年上半期に包括的な戦略的提携を進めることを発表した。
提携によって「スターバックス店舗と画期的なモバイルテクノロジーの融合により、デジタルペイメントを含め様々なイノベーションを市場にもたらす」という。
デジタル決済を強化。年間100店舗の新規店舗をオープンへ
プレスリリースでは戦略的提携によって何がもたらされるか詳細は明らかにされていないが、Forbesによれば、まずはソーシャルギフトの提供を予定しており、2019年後半からはスタバのモバイル決済とLINEの決済プラットフォーム「LINE Pay」を統合してLINE上で支払いが可能になるという。
現在、スターバックスでは物理型のスターバックスカードと公式アプリ上に表示されるバーコードで支払いができるモバイルスターバックスカードのキャッシュレス決済を提供しているが、LINEのアプリ上に表示されるQRコードを読み取ることで支払い等ができるLINE Payに対応することで、今後急速に拡大していくキャッシュレス決済とデジタル決済を強化していくようだ。
スターバックスは11月9日からUber Eatsを使ったデリバリーサービスのトライアルを東京都内3店舗で開始し、2019年中には海外で先行提供されている事前注文・事前決済の「モバイル・オーダー・アンド・ペイ」のトライアルを開始する予定。さらに、これから3年にわたり年間100店舗の新規店舗をオープンし、2021年末までに1,700店舗を目指す計画を発表している。
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