スーパーマリオラン、初日に4億7000万円の売上記録も日本人の課金率はやっぱり低い?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

12月16日に世界151ヶ国で配信された「スーパーマリオラン」が配信初日に1000万回ダウンロードを突破し、400万ドルの売上を記録したとAppAnnieがレポートしています。
スーパーマリオラン、初日で1000万回ダウンロードを突破
AppAnnieのレポートによると、「スーパーマリオラン」の配信直後に60ヶ国のApp Storeのゲームカテゴリで1位を獲得。配信から数時間後には11ヶ国においてトップセールス部門の1位を獲得したとのこと。
仮の見積もりと前置きしながら「スーパーマリオラン」は公開初日に全世界で1,000万回を超えるダウンロードと400万ドル以上――日本円にして約4億7000万の売上を記録したと伝えています。
Given its visibility, it should come as no surprise that it became the top ranked game by downloads across 60 countries immediately after launch. Based on preliminary estimates, this includes over 10 million downloads and over $4 million in consumer spend worldwide on December 15.
日本のトップセールスランクは先進7ヶ国で最低の6位に
AppAnnieが発表したスーパーマリオランの「予測」ダウンロード数はこれまで複数の調査会社が発表した285万または500万ダウンロードといった数値を大幅に上回るものです。
10月の時点で2,000万人以上の通知登録者がいながら285万や500万ダウンロードではかなり物足りないという印象でしたが、1000万ダウンロードならばそれなりに納得できる数字のような気がします。
なお、AppAnnieのデータによれば、日本でも配信初日に全体ランキングとゲームカテゴリで1位を獲得。AppStoreのレビューは1200円を払うのが惜しい無課金ユーザーによって低評価が付いていますが、トップセールス部門でも6位にランクインしたようです。
ただし、先進7ヶ国ではアメリカ・カナダ・イギリス・ドイツ・フランスで1位、イタリアで2位になっており、日本における課金率の低さが顕著にあらわれています。
一応、日本人の課金額は世界的でトップとの調査結果もありますが、多額をつぎ込む一部の「廃課金」と言われるユーザーが総課金額を押し上げていることが原因といった見方もあります。
買い切り型の「スーパーマリオラン」で振るわなかったことを考えると、日本人の課金率が低いという見方は大きく間違っていないのかもしれません。
投票が少数ではありますが、Twitterでアンケートを取ったところ約3割が課金しているようです。
#スーパーマリオラン 1,200円課金した?課金してない?
— 携帯総合研究所mobilelaby (@xeno_twit) 2016年12月17日
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