速度制限にかかった時などに役立つ駅やコンビニ、ファストフードで利用できる無料Wi-Fiだが、なんと言っても接続がメンドクサイ。その面倒をすべて解消してくれるアプリが「タウンWi-Fi」だ。
タウンWi-Fiは無料Wi-Fiにつきまとう不安なセキュリティを解消するVPNも提供する。これまでは1ヶ月・1GBまでといった制限があったが、別アプリに切り離されるとともに完全無制限に変更された。
タウンWi-Fi、VPNを完全無制限に
タウンWi-Fiの最新版でWi-Fiの通信内容を保護するVPN機能が完全無制限化されると共に別アプリに切り離された。アプリのアップデード後、VPNを利用するには「Wi-Fiプロテクト」をダウンロードする必要がある。
「Wi-Fiプロテクト」をダウンロードしてセットアップすると、無料Wi-Fiに接続した時に自動でVPNが有効になって通信内容が保護される。VPNは公衆の無料Wi-Fiに限らず自宅や職場などのWi-Fiでも利用可能だ。
VPNは、タウンWi-Fiの暗号化サーバーを経由することで通信内容の盗み見を防止する。VPNは有料で提供されることがほとんどだが、無料で提供できる理由として通信内容を保護する対象を必要最低限に絞っていると説明。具体的にはSSLで暗号化されたページ(http://〜で始まるページ)やセキュリティリスクの低い動画や音楽ファイルへのアクセスを保護の対象外にしている。また、想定を超えるようなアクセスをされるユーザーがいた場合は一時的に保護の対象外にする場合があるとしている。具体的な基準は明かされていない。
なお、注意点として暗号化サーバーを経由するため通信速度が落ちるとしているが、VPNのオン・オフでページの表示速度を比較してみると多少の違いを感じた。通信速度を優先する場合はオフにすることも検討した方が良いだろう。
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