マイクロソフトが本日開催したイベントにて最新のWindows OSとなる「Windows 10」を発表しました。
イベントでは、これまで「Windows Phone 8.x」として提供されていたスマートフォン向けのOSは「Windows 10」に統合されて、新たなスタートを切ることが発表されたわけですが、今年中にWindows 10を搭載するスマートフォンも発売されるようです。
日本国内で4年ぶりとなるWindows Phoneの発売はあるか
イベントでは、スマートフォンと8インチ未満の小型タブレット向けに提供される「Windows 10(for Phones and Tablets)」では、Officeソフトで各種ドキュメントの確認、編集が可能なことが発表されたほか、Windows 10を搭載するPCとの連携・同期機能、新しいウェブブラウザ「Spartan(スパルタン)」など多数の新機能が発表されました。
Windows 10を搭載する新しいPCやタブレット、スマートフォンについては発表されなかったものの、Windows OSのトップであるテリー・マイヤーソンは「Windows 10は2015年後半にリリースされ、Windows 10を搭載する素晴らしい新たなハードウェアがマイクロソフトやパートナーからリリースされる。フラグシップのWindows Phoneも含まれる。」と明言。
At today’s Windows 10 event, the company’s Terry Myerson said: “Later this year, we will launch Windows 10, connecting with our customers through Windows as a service. And there’ll be some great new hardware, from Microsoft and our hardware partners – including, yes, flagship Windows phones.”
引用元:Microsoft: Yes, we’re launching new “flagship Windows phones” this year – Neowin
従来のモデルよりも低価格での発売が噂されている「Surface Pro 4」はもちろん、フラグシップモデルとなるWindows Phoneが発売されることになりそうです。
ただ、ご存知のとおり日本国内で発売されたWindows Phoneは「IS12T」たった1機種のみとなっています。日本のスマートフォン市場ではiOSとAndroidの人気が根強いことが日本で最新のWindows Phoneが発売されない理由としてあげられていますが、Windows 10の投入を機に日本でWindows Phoneが復活することはあるのでしょうか。
同イベントにてマイクロソフトは、開発段階のバージョンを早期提供して製品版の改善に繋げる「テクニカルプレビュー版」を2月にも提供すると発表しています。テクニカルプレビュー版のWindows 10 for Phonesが日本語に対応されていることが、Windows Phoneが国内で復活するかどうかの1つの指標となりそうですが、はてさてどうなるでしょうか。4年ぶりの最新機種投入を期待したいと思います。
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