ASUSが現地時間2月27日に開催するイベント「Zenfone UNVEIl」で発表するZenfone 5シリーズのエントリーモデルとなる「Zenfone 5」の画像がリークされた。
中国メーカーのファーウェイが3月に発表する「P20」シリーズには、AppleのiPhone Xのようなセンサーハウジング――いわゆる“切り欠き”が搭載されるが、ASUSの「Zenfone 5」にも切り欠きが採用されるようだ。
“切り欠き”を搭載する「Zenfone 5」
ドイツのWinFutureがASUSの次期フラグシップモデル「Zenfone 5」の外観図をリークした。最大の特徴は、FHD+の解像度、縦横比18:9の縦長ディスプレイだ。画面占有率の高いベゼルレスデザインで「iPhone X」のような4つ角がラウンド形状になっている。
ディスプレイの上部には「iPhone X」のような“切り欠き”が搭載される。Appleの顔認証「Face ID」を他社がマネするには2年半がかかると言われているとおり、3Dの顔認識技術を用いた高度な顔認証システムを実現するカメラシステムは搭載されないようだ。一般的なセンサーやスピーカー、フロントカメラが配置され、あくまでも高い画面占有率を実現するための切り欠きになるようだ。
ファーウェイの次期モデル「P20」シリーズにも切り欠きが搭載されると噂されており、今年のAndroidスマートフォンのトレンドになるかもしれない。数値で表現される画面占有率はユーザーにもわかりやすいため、今年は各社が画面占有率の高さをアピールしそうだ。
カメラはレンズを縦に並べた突起型のデュアルカメラで背面の中央には指紋認証センサーも配置される。「Zenfone 5 Lite」と違って充電やデータ転送にUSB Type-Cが利用できる。なお、ボディはアルミとガラスを組み合わせたデザインになるとのこと。
ASUSは2月27日に「Zenfone UNVEIl」を開催し、その場で最新の「Zenfone 5」シリーズを発表する。今回画像がリークされたZenfone 5のほかにもZenfone 5 Liteなどが発表される予定だ。
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