先日レポートした「Zenfone 2 Laser」の先行体験会に参加して、端末をモニターすることになりました。
まずは、「Zenfone 2 Laser」の初期設定ということで、設定しておくと便利な項目などを画像つきで個ほど紹介しておきます。「Zenfone 2」や「Zenfone 3」でも参考になるはずです。
目次
- 1.SIMカードを設定する
- 2.バッテリーの残量をパーセント表示にする
- 3.ディスプレイの点灯時間を長くする
- 4.画面ロックを設定する
- 5.GPS(位置情報)の精度を向上させる
- 6.テザリングを設定する
- 7.おやすみモードを設定する
- 8.フォント(文字の種類)を変更する
- 9.タッチジェスチャーを設定する
- 10.省電力モードを設定する
- 11.ホームボタンのダブルタップで「片手モード」に切り替える
- 12.タスクボタンの長押しでスクリーンショットを撮る
- 13.文字の入力方式を変更する
- 14.カメラを素早く起動する
- 15.カメラの手ブレ補正をオンにする
- 16.カメラの画質を向上させる
- 17.タッチシャッターをオンにする
- 18.写真の撮影地を特定されないようにする
- 19.アプリのインストール時にホーム画面にアイコンが追加されるのをやめる
1.SIMカードを設定する
SIMカードを「Zenfone 2 Laser」に挿入するには、電源をオフにしてから、背面カバーを開けてバッテリーを取り外します。右側面にある溝にツメを引っかけると開けやすいです。
右側の金属のトレイがSIM1、左側の黒いプラスチックのトレイがSIM2です。いずれもmicroサイズです。
「Zenfone 2 Laser」は、両方とも2G/3G/4Gに対応しているため、SIMカードをどちらに入れてもOKですが、nanoSIMなどアダプタを使う場合はSIM2の方が入れやすいです。
SIMカードを挿入して電源を入れたら、設定を起動して「もっと見る」を選択します。
「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」と進んで、
設定したいSIMの「アクセスポイント名」をタップして、利用している格安SIMの項目を選択しましょう。
しばらく待つと、アンテナアイコンが4GまたはHに変わるはずなので、これでSIMカードの設定は完了です。ちなみに、auのSIMカードは技術適合認証を受けていないため利用することができません。挿入しても認識はしますが制限がかかっているため利用できません。
2.バッテリーの残量をパーセント表示にする
バッテリーの残量をパーセント表示にするには、設定を起動して「電池」を選択します。
右上にあるメニューアイコンをタップして、「電池残量をパーセントで表示..」を選択します。
3.ディスプレイの点灯時間を長くする
買ったばかりだと、ディスプレイの点灯時間が短く、すぐに画面がオフになってしまうので点灯時間を長くしましょう。
設定を起動して「ディスプレイ」を選択します。
「スリープ」を選択して時間を変更しましょう。2分ぐらいがオススメです。
4.画面ロックを設定する
画面ロックを利用するには、設定を起動して「ロックスクリーン」を選択します。
「画面のロック」を選択して、パターンやPIN(数字のみ)、パスワードを選択しましょう
Smart Lockを利用する
「Zenfone 2 Laser」は、Android 5.0の新機能「Smart Lock(スマートロック)」を利用することができます。
Smart Lockを利用すると、スマートウォッチを身につけていたり、自宅などの場所、音声、手に持っていたり、ポケット、カバンに入れている時など、端末が安全な状態にある時に画面ロックを無効にすることができます。
Smart Lockを利用するには、画面ロックをスワイプ以外に設定したあと、設定を起動して「ロックスクリーン」を選択します。
「Smart Lock」を選択して、利用したい項目を選択しましょう。
▼それぞれの詳細はこんな感じです。
- 信頼できる端末:スマートウォッチなど信頼できる端末がスマートフォンの近くにある場合に画面ロックを無効にする
- 信頼できる場所:自宅などスマートフォンが安全な場所にある場合に画面ロックを無効にする
- 信頼できる音声:ロック画面で「OK, Google」と話すと、画面ロックを解除できる。ただ、日本語では利用不可
- 持ち運び検知機能:スマートフォンを手に持っている時、ポケット、カバンなどに入っているなど持ち運び時に画面ロックを無効にする
5.GPS(位置情報)の精度を向上させる
買ったばかりの「Zenfone 2 Laser」のGPS精度はあまり良くありませんが、簡単に精度を向上することができます。
設定を起動して「位置情報」を選択します。
「モード」をタップして、「高精度」にチェックを入れましょう。
6.テザリングを設定する
設定を起動して「もっと見る」を選択します。
「テザリングとポータブルアクセスポイ..」をタップして、「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」を選択します。
ネットワーク名とパスワードを変更して「保存」をタップしましょう。
7.おやすみモードを設定する
「Zenfone 2 Laser」のおやすみモードを設定すると、曜日や時間帯を指定して、寝ている時間や会議の時間帯のみ着信音が鳴らないように設定することができます。
おやすみモードを利用するには、設定を起動して「おやすみモード」を選択します。
常におやすみモードを利用する場合
「通話の着信時と通知の受信時」にて「許可しない」を選択すると、おやすみモードが常時オンになります。
アラームだけは鳴らしたい場合は、許可しない項目でアラームをオンにしましょう。
指定した時間、曜日のみおやすみモードを利用する場合
寝ている時間など指定した時間帯だけおやすみモードを利用したい場合は、まずスケジュール設定(ルールを適用)の項目にてスケジュールを設定してONにします。
次に「通話の着信時と通知の受信時」にて「ルールを適用する」をタップして「制限なし」を選択します。
おやすみモードがオンになっている場合でもアラームや通話、メッセージなどの通知音を鳴らしたい場合は「ルールを適用する」の項目にてONにします。
緊急の電話だけ受け取りたい場合は、再着信通話をオンにしましょう。2分以内に同じ電話番号から着信があった場合のみ着信音が鳴ります。
8.フォント(文字の種類)を変更する
「Zenfone 2 Laser」では、フォントを変更することができます。読みづらい場合は太字のフォントを利用することで見やすくなるかもしれません。
フォントを変更するには、設定から「ディスプレイ」を選択します。
「フォントスタイル」をタップして、全6種類のフォントに変更することができます。
▼フォントのサンプルはこちら
FelbridgeとSyndorは英数字のみ変更されます。フォントはアプリやウェブサイトによって、反映されない場合があります。
9.タッチジェスチャーを設定する
「Zenfone 2 Laser」では、指で画面オフ時に文字を描くとカメラやブラウザ、メールなどのアプリを一発で起動することができますが、好きなアプリに変更することが可能です。
タッチジェスチャーの設定を変更するには、設定から「ZenMotion」を選択します。
「タッチジェスチャー」をタップして、変更したいジェスチャーを選択します。
あとはタッチジェスチャーで起動したいアプリを選択すれば変更は完了です。
10.省電力モードを設定する
バッテリーをより長く持たせたい場合は、省電力モードを利用しましょう。
バッテリーモードを変更する
「Zenfone 2 Laser」の動作モードは全部で4種類が用意されていて、買ったばかりの時は「バランスモード」に設定されています。
- パフォーマンスモード:フルパワーで動作するモード。最も電池を消費します。
- バランスモード:パフォーマンスをやや抑えてバッテリを長持ちさせるモード
- スマート節約モード:自分でカスタマイズできる省電力モード
- 超省電力モード:画面がオフになるとバッテリーの使用電力を極限に抑える省電力モード
バッテリーモードを変更するには、設定を起動して「電力管理」を選択します。
「省電力設定」をタップして、「バッテリーモード」を選びます。
バッテリーを節約したい場合は「スマート節約モード」、ゲームなどバッテリーを無視しても快適な操作を実現したい場合は「パフォーマンスモード」に設定すると良いでしょう。
バッテリーが少ない時のみ省電力モードを利用する
バッテリーが少なくなった時に自動で省電力モードに設定したい場合は、自動切り替えを利用しましょう。
設定を起動して「電力管理」を選択します。
「省電力設定」をタップして、「超省電力モードへの自動切り替え」を選択します。
「超省電力モード」に切り替えるバッテリーの残量を選択すればOKです。
好きな時間帯のみ省電力モードを利用する
バッテリーの残量ではなく、設定した時間帯のみ省電力モードを利用したい場合は自動切り替えモードを利用しましょう。
設定を起動して「電力管理」を選択します。
「省電力設定」をタップして、「自動切替モード」を選択します。
「自動切替モード」をオンにして、開始・終了時刻、「開始時刻でこのモードに切り替える」から自動で切り替える省電力モードを選択します。
11.ホームボタンのダブルタップで「片手モード」に切り替える
「Zenfone 2 Laser」では、片手モードを利用することができますが、買ったばかりの状態ではいちいち通知バーにアクセスする必要がありました。
通知バーに手が届かないんだけど・・・と思った人は多いはずでしょう。
でも、大丈夫。ホームボタンをダブルタップするだけで「片手モード」を利用できます。
設定を起動して「ASUSカスタマイズ設定」を選択します。
「クイックトリガー」にチェックを入れましょう。これでホームボタンをダブルタップするだけで「片手モード」をオン/オフできます。
12.タスクボタンの長押しでスクリーンショットを撮る
「Zenfone 2 Laser」でスクリーンショットを撮るには、電源ボタンとボリュームダウンキーの同時押しなどがありますが、最もカンタンに撮る方法はタスクボタンの長押しです。
設定の変更が必要になるため、設定を起動して「ASUSカスタマイズ」を選択しましょう。
「マルチタスクボタン」をタップして、「ボタンを押し続け、スクリーンショットを保存する」を選択すればOKです。
13.文字の入力方式を変更する
「Zenfone 2 Laser」にはATOKがプリインストールされていますが、最初はジェスチャー入力が設定されています。
ケータイ入力やフリック入力に変更するには、設定を起動して「言語と入力」を選択します。
「ATOK for ASUS」→「テンキー」と進んで
「入力方式」を選び、利用したい入力方式に変更しましょう。
14.カメラを素早く起動する
画面オフ時に指でCを描くとカメラが起動しますが、上手く認識しないことがあります。そんなときはインスタントカメラ機能をオンにすると、ボリュームキーをダブルクリックしてカメラを起動することができます。
設定を起動して「ロックスクリーン」を選択しましょう。
「インスタントカメラ」をオンにすればOKです。
15.カメラの手ブレ補正をオンにする
「Zenfone 2 Laser」のカメラは電子式の手ブレ補正機能に対応しています。
手ブレ補正機能を利用するには、カメラを起動してメニューを選択後、「手ブレ補正」をオートに変更します。
16.カメラの画質を向上させる
買ったばかりはカメラの画質がスタンダードになっているので、ファインに変更して画質を向上させましょう。
カメラを起動してメニューを選択後、「画質」をファインに変更します。
17.タッチシャッターをオンにする
被写体にフォーカスを合わせてからシャッターを押すと、フォーカスが合わなくなってしまうことが多々ありますが、タッチシャッターを使うことでそれを解消できます。
カメラを起動してメニューを選択後、タッチシャッターにチェックを入れましょう。
これで画面をタッチすると、フォーカスを合わせた後すぐにシャッターが切れるため手ブレせずに写真が撮影できます。
18.写真の撮影地を特定されないようにする
写真には撮影地の情報が付与されていて、SNSに投稿した写真から自宅や現在地がバレてしまう恐れがあります。現在地を付与しないために設定を変更しましょう。
カメラを起動してメニューを選択後、「場所サービス」をタップしてチェックを外しましょう。
19.アプリのインストール時にホーム画面にアイコンが追加されるのをやめる
購入直後はインストールしたアプリが自動的にホーム画面に追加される設定になっています。
購入直後は大量のアプリをインストールするかと思いますが、全てのアプリのアイコンがホーム画面に追加されるのは非常に鬱陶しいので設定を変更しておきましょう。
Google Playストアを起動してメニューアイコンをタップ後「設定」を選択して、
「ホーム画面にアイコンを追加」をタップしてチェックを外しましょう。