VRとAR対応の次世代スマホ「Zenfone AR」が登場
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ASUSが拡張現実-ARと仮想現実-VRをサポートした次世代スマートフォン「Zenfone AR」を発表しました。2017年4月〜6月に発売されます。
世界初のTango、Daydream対応スマホ「Zenfone AR」
「Zenfone AR」は、ARプラットフォーム「Tango」とVRプラットフォーム「Daydream」に対応した世界初のスマートフォン。ARとVRの最高の体験を提供するためGoogleと協力して開発されたとのこと。
「Zenfone AR」のカメラはTangoに最適化された「TriCam」で2,300万画素のメインカメラに加えて、モーショントラッキング用カメラ、深度検知用カメラの3つのカメラを搭載。
TriCamとTangoにより周囲の3次元モデルをスマートフォン上に作り出して部屋のレイアウト変更する時にカメラで部屋を撮影して「Zenfone AR」上でバーチャル家具を配置してレイアウト変更後の部屋を確認したり、バーチャルペットを育てるゲームをプレイすることもできます。
VRは高精細・大画面の5.7インチ/WQHD、有機ELでなめらかなグラフィックを楽しめるほか、頭の動きを正確に追跡できる高感度センサーを搭載しています。
ARとVRは高い処理性能を要求するため、Zenfone ARにはTangoに最適化された「Snapdragon 821」プロセッサ、世界初の大容量8GBメモリ、デスクトップクラスのグラフィック処理性能をほこるAdreno 530を搭載。
ハイスペックのプロセッサは発熱によって処理性能が抑えられることが懸念されますが、Zenfone ARには発熱を抑える蒸気冷却システムを採用しています。
「Zenfone AR」のスペック
OS | Android 7.0 Nougat |
サイズ | 158.67 x 77.7 x 4.6 ~ 8.95 mm |
重さ | 170g |
ディスプレイ | 5.7インチWQHD(2560×1440)Super AMOLEDブルーライトフィルターゴリラガラス4 |
カメラ | 2,300万画素/F値2.00.03秒レーザーAF32秒の長時間露光光学3倍ズームデジタル12倍ズーム写真用4軸手ブレ補正第2世代レーザーAFRAW撮影 |
フロントカメラ | 800万画素/F値2.0 |
プロセッサ | Snapdragon 821 2.35GHzクアッドコアAdreno 530 |
メモリ | 6GB / 8GB |
ストレージ | 32GB / 64GB / 128GB / 256GB |
microSD | 2TB |
バッテリー | 3,300mAh急速充電規格(Quick Charge 3.0)39分で60%充電USB-C |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac5GHz 2×2 MIMO |
Bluetooth | 4.2 |
SIM | デュアルSIMデュアルスタンバイ |
通信速度 | 受信時最大600Mbps |
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