日経BPコンサルティングが全国1000箇所にてLTEの対応エリアと通信速度の調査したところドコモがエリア率トップとなったようです。
情報元
過去最多・全国1000個所大規模LTEエリア調査LTEエリア化率No.1はNTTドコモ| ニュースリリース | 日経BPコンサルティング
LTEエリア化率はドコモが97.4%でトップ
ドコモの「Xperia Z」でLTEにつながるかどうか調査したところ、97.4%を記録したとのこと。3キャリア、5機種のうちトップとなりました。2位はauの「HTC J butterfly」が95.6%で、3位はソフトバンクの「iPhone5」が90.9%となっています。
LTEの通信速度はauのAndroidがトップ
LTEの通信速度はauの「HTC J butterfly」が21.67Mbpsを記録し、トップとなっています。2位はソフトバンクの「AQUOS PHONE Xx」の20.78Mbps、3位はドコモの16.06Mbpsとなっています。
空港でのLTE接続率はドコモがダントツに
全国1000箇所のうち84箇所の空港にて調査したところ、ドコモが100%を記録。2位はauの「HTC J butterfly」が88.1%、3位はソフトバンクモバイルの「iPhone5」が75%と、ドコモが2キャリア・2機種を大きく離しています。また、353箇所の駅においてもドコモの「Xperia Z」が99.2%を記録しており、交通手段の伴うエリアではドコモが強いことがわかっています。
調査エリア全国1000箇所は大規模なのか
日経BPコンサルティングは今回の調査結果を「大規模LTEエリア調査」と題して発表していますがこれは本当に大規模なのでしょうか。これまで携帯総合研究所でお伝えしてきたLTEに関する調査結果の調査箇所は以下の通りです。
・iPhone5のLTE速度調査、ソフトバンクが平均速度で上回るも・・・。(349箇所)
・LTEの通信速度、Android/iPhone5ともにソフトバンクが最速との調査結果(100箇所)
・LTEにおける通信速度とエリアはソフトバンクが1位!ただし・・・(200箇所)
というように日経BPコンサルティングの調査はこれまでの約3〜10倍の調査箇所で実施されたことになります。
これまでの調査結果ではドコモが最下位となっていましたが、上記3つのうち2つは市役所や主要都市で実施された調査でした。一方、日経BPコンサルティングが行った調査はイベント会場、ビジネス街、テーマパーク・ホテル・宿泊施設、観光地、駅、空港、高速道路などなど様々なスポットで実施されたことでドコモがトップになったのでしょうね。
つまり、都心や市役所のあるエリアではauやソフトバンクが強いものの、地域ではまだまだドコモが強いということですね。
コメントを残す