ドコモ、定額制のデータ通信プランを開始。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

オプションではなく、料金プランとなっているので、音声通話やiモードサービスなどの利用はできません。つまり、HSDPA対応の音声端末(N902iX HIGH-SPEEDやP903iX HIGH-SPEEDなど)で「定額データプランHIGH-SPEED」を利用する場合は、音声端末用プランに加え、もう1回線契約するか、データ通信端末を別で購入することになります。
「定額データプランHIGH-SPEED」は、月額4200円~10500円で下り最大3.6Mbps、上り最大384kbpsの通信速度で利用できるデータ通信定額サービスとなっています。
HSPDA方式でのデータ通信ができ、PCに端末を接続した状態でネットにアクセスしても月額利用料は最大で10500円となります。 (端末をモデム代わりに使っても月額最大10500円で利用ができる。)
定額データプランHIGH-SPEED料金体系は、最低利用額が月額4200円となっていて、50万パケットまでは4200円での利用が可能。
50万~100万パケットは月額4,200円+1パケット0.0126円となり、100万パケット以上の通信を行った場合は、月額10500円となります。
対象機種は、A2502 HIGH-SPEED、M2501 HIGH-SPEEDのデータ通信専用端末と、90xiXシリーズやN904iなどのHSDPA対応の音声端末となっています。
発売を発表している対象機種では、L704iやF1100、HT1100。
国際通信、SMS、プッシュトークなどは定額対象外となっており、「ファミリー割引」「オフィス割引」などの基本使用料割引や、無料通信分の共有も定額対象外となっています。「ファミ割MAX50」「オフィス割MAX50」「ひとりでも割50」「いちねん割引」などの割引サービスと一緒に契約することも不可能。
また、Skypeやオンラインゲーム、Windows Media Playerは利用不可。映像ストリーミングについては、Flashによる動画配信は利用可能となっています。
と制約をかなり多いです^^;詳細な注意事項は以下のリンクから読むこことができます。・定額制データ通信 : ご注意事項 | サービス・機能 | NTTドコモ
定額プランの詳細は以下のリンクからどうぞ。報道発表資料 : 新たにPC向けパケット定額プランなどを提供 | お知らせ | NTTドコモ
一見非常に便利そうですが制約も多いので注意が必要です。しかし、これだけ多いと契約する気も失せてしまいますし、元々は多額のパケット代金を請求されるユーザーの増加を防ぐために導入するとしていたのにこれじゃかえって混乱する人が増えそうです。