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「goo.gl」で始まるURL短縮サービス、Google URL Shortenerが2019年3月で終了

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2018/05/05 17:44
「goo.gl」で始まるURL短縮サービス、Google URL Shortenerが2019年3月で終了

Googleのサービスを使っている人なら一度は目にしたことがある「goo.gl」という文字から始まるリンク、これはGoogleが提供するURL短縮サービス「Google URL Shortener」を使って文字数の長いURLを短くしたものだが、サービスの終了がアナウンスされた。

作成済みの短縮URLはサービス終了後も利用可能

Googleが2009年にリリースした「Google URL Shortener」。今では数あるURL短縮サービスの先駆けとして登場し、リンクの文字数を短縮してカンタンに共有できるだけでなく、クリック数やどこからクリックされたのか、クリックしたブラウザ・地域・プラットフォームなどトラフィックも計測できる便利なサービスだが今後数週間から段階的に終了する。

まずは2018年4月13日以降は、これまでGoogle URL Shortenerを使ってなかった、または匿名(Googleアカウントでログインしていなかったユーザー?)で利用していたユーザーは新しい短縮URLを作れなくなる。一方、短縮URLの既存ユーザーは2019年3月30日までは引き続きサービスを利用できるようだ。

Google URL ShortenerをAPI経由で利用している開発者向けのアナウンスとして今日までにAPIにアクセスしたプロジェクトのみ2018年3月30日以降も短縮URLを利用できるとのこと。この場合も2019年3月30日までの利用となる。

Google URL Shortenerは、2019年3月30日で完全にサービスを終了するが、既に作られた短縮URLはこれまでどおり利用できる。サービスが終了した途端にリンクが機能しなくなるということはない。作成済みの短縮URLの情報をコンソールからエクスポートすることも可能だ。新たに短縮URLを作りたい場合はBitlyOw.lyなど別の短縮URLサービスを使うことが推奨されている。

なお、Google URL Shortenerの終了に伴い、代替機能として「Firebase Dynamic Links」が提供される。FDLは、ユーザーのプラットフォームを自動で検出してウェブまたはアプリに適切にユーザーを誘導できることが特徴。開発者にはAPIも提供される。

Google URL Shortenerは、Googleが提供するサービスでも多く利用されている。例えば、Googleマップで地図情報を共有するリンクにも短縮URLが使われているが別のサービスに置き換わるのか、FDLになるのか、廃止されるのか具体的なことは明らかにされていない。

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