Google、次期「Pixel 2」は防水対応、独自CPU搭載か。低価格モデルも開発との噂
Photo by Milineam N
Googleが昨年発表した新ブランドのスマートフォン「Pixel」シリーズは、AIの搭載とiPhoneを超えるカメラの画質で人気となり、販売地域が限定されながら年内で300万台の売上予測が立つなど好調なようです。
「Pixel」の発売からわずか3ヶ月ですが、次期「Pixel 2」に関する具体的な情報がリークされました。
Google、防水対応の「Pixel 2」と低価格モデルの「Pixel 2B」を開発か
9to5Googleが、信頼できる情報筋の話しとして次期「Pixel 2」の噂を報じています。情報筋によれば「Pixel 2」では、好評なカメラに再びフォーカスし、画素数は据え置きで低照度撮影の向上によって暗い場所での画質アップを検討しているようです。
現行モデルはIP53等級の耐水・耐じん性能を備えていますが、「Pixel 2」では性能を向上させて防水対応も検討しているようです。ただ、情報筋は昨年10月の時点で“確実”と伝えたものの、ここ最近になって“検討”にトーンダウンしているとのこと。
「Pixel 2」のプロセッサは製造元の異なる複数の製品でテストしており、QualcommのSnapdragon 83Xとインテルの名前が挙がっています。さらに、Googleが開発するカスタムチップセットが搭載される可能性も報じられています。
Googleのカスタムチップセットはテストデバイス用とされており、実際に搭載されるかは不明ですが、もし「Pixel 2」に搭載されるのであれば、さらにGoogleとPixel垂直統合が進むことになります。
価格は50ドルほど高くなる見込み。現在のPixelは649ドルで販売されているため、699ドル(約80,000円)に値上げされることになります。
ただ、Googleは低価格モデルの「Pixel 2B」とされるデバイスのプロトタイプも開発しているようです。「Pixel 2B」は価格を大幅に安くし、スペックも低く抑えた廉価モデルです。
現在、「Pixel」シリーズが販売されている地域はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ドイツ、イギリス、インドのわずか6ヶ国ですが、廉価モデルを投入するとなれば、新興国などを含めて販売地域を積極的に拡大していくはずです。
残念ながらいまだ日本では販売されていない「Pixel」シリーズですが、発表当初は未定とされていた日本発売についてGoogleのVR担当者が来年中に日本で発売する可能性があると示唆し、Pixelの核となるAI採用の音声アシスタント機能「Google Assistant」も日本語に対応したことから、次期「Pixel 2」が日本で発売される可能性は高いものと思われます。
It feels like the first Google Pixel was just announced, but now we’re hearing more about the next-generation ‘Pixel 2’ from a source that has been reliable in the past. I mentioned yesterday that we previously heard Google Pixel would bring ‘waterproofing,’ a feature we’re now told is “still on the table.”
- 引用元
- 9to5Google
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