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アップルが今秋にも発売すると見られる「iPhone 7」では、イヤホン端子が廃止されると噂が昨年末から年始にかけて多数報じられています。
この報道を受けてオンラインで署名を募集できるSumOfUsでは20万人超の反対署名が集まっています。
iPhone 7のイヤホン端子廃止は消費者に余分な負担を迫り、環境破壊に繋がると主張
SumOfUsで公開されたイヤホン端子廃止を反対するページでは、すでに217,058人の署名が集まっています。
イヤホン端子が廃止されることによって、これまで購入してきたイヤホンやヘッドホンが無駄になり、消費者は新たにワイヤレスイヤホンを買い直す必要があるなど、消費者に余計な負担を迫るもの、という主張であれば同じ意見という人は多数いるかと思います。
実際に当ブログでイヤホン端子廃止されるとの噂を伝えた際にはそのような反応がありました。
ただ、SumOfUsに掲載されたページを見たところ、イヤホン端子が廃止されることでこれまでに購入したイヤホンが電子廃棄物となり、電子廃棄物の90%は違法に取引されたり廃棄されるといった国連の報告を持ち出して環境破壊に繋がるとの主張が強いです。
この短期間で21万人超の署名が集まったことに対し、不自然との見方もあります。ウェブページを時系列でアーカイブするWaybackMachineで確認したところ現地時間の1月6日時点の署名は3,684人程度となっており、確かにここ最近の報道で急増したことがわかります。
SumOfUsは日本を含め世界中から署名することが可能です。名前とメールアドレス、住所(郵便番号)を入力すれば署名できるため、一人が複数回の署名ができることを考えれば、むしろ少ないとも思える数字です。
なお、iPhone 7ではイヤホン端子を廃止する代わりにLightning端子で利用可能になると噂されており、現在も同梱されている「EarPods」がLightning端子に変更されるとも報じられています。
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