Photo by Kārlis Dambrāns
2015年に発売された12インチMacBookにUSB-Cが搭載されて以降、次期iPhoneからLightning端子が廃止されるとの噂が出ていましたが、今年発売される次期iPhoneにUSB-Cが搭載されるとの噂が再び報じられています。
iPhone 8、Lightning廃止。USB-Cに置き換えか
ウォール・ストリート・ジャーナルは、Appleが今年発売するiPhoneの充電端子が従来のLightningからUSB-Cに置き換わると報じました。
Appleは、2015年にUSB-Cを搭載した12インチMacBookの発売して以降、USB-Cを搭載したデバイスを拡大。昨年発売されたMacBook ProにもUSB-Cが採用されました。しかし、USB-Cの普及が進んだことで、iPhoneをMacBookで充電するには変換アダプタなど一手間が必要な状態になっています。
もし、次期iPhoneでLightningがUSB-Cに置き換わるのであれば、アダプタなどを必要とせず、すぐにMacBookに接続してiPhoneを充電したり、写真や動画をMacBookに転送することができます。近年ではUSB-Cを採用するAndroidデバイスがが急増したこともあってモバイルバッテリーやUSB急速充電器など周辺機器も充実しています。
しかし、Lightningが廃止されると、現在利用している充電ケーブルは役に立たなくなり、iPhone 7でイヤホン端子が廃止されたことでLightning端子のイヤホンを購入した人も多いはずですが、それも使えなくなります。なお、AndroidではUSB-C端子で音楽を聴けるデバイスも存在しているため、LightningがUSB-Cに置き換わっても有線で音楽を楽しむことはできるはずです。
The Vergeは、WSJの報道に対してiPhone側の端子はLightningのまま、パッケージに付属するケーブルが従来のLightning⇔USB Type-AからLightning⇔USB-Cに置き換わるという意味ではないかと伝えています。確かにケーブルの端子がUSB-Cに置き換わるのであれば、Lightning端子のイヤホンなどアクセサリをそのまま利用することができます。
なお、WSJは「iPhone 8」のディスプレイにサムスンのGalaxyのような曲面有機ELを採用し、物理式のホームボタンを廃止すると報じています。なお、ホームボタンを廃止する代わりにディスプレイで指紋認証を可能にする「ファンクションエリア」が搭載されるとの噂があります。
コメントを残す