iPhone 5s以前の小型モデルをベースとして2016年3月に発売された「iPhone SE」
フラグシップのiPhoneと同じように1年・1回のリリースサイクルに則って今春の発売が期待されたが、新型モデルが発売されることはなかった。ただ、2018年初頭にも新型のiPhone SEが登場するとの噂がある。
iPhone SEは他のiPhoneと同様に中国で組み立てされていたが、今年からインド国内でも組み立てが開始し既に出荷が始まっている。インド国内で組み立てを行っているのは台湾Wistron社だが、同社が新型iPhone SEの製造のためにAppleと契約を交わしたと報じられている。
MacRumorsがFocusTaiwan経由で報じた内容によればWistron社によって製造された新型のiPhone SEは2018年第1四半期(2018年1月〜3月)に出荷が開始される。当初はインド国内で販売されて順次世界中に出荷されるようだ。
「iPhone SE 2」に関する噂は多くないが、iPhone 7に搭載された「A10」チップ、2GBのRAM、32GB/128GBのストレージ、1,200万画素のiSightカメラ・500万画素のFaceTimeカメラ、1,700mAhのバッテリーを搭載。ディスプレイサイズは4インチ前後と報じられている。
今回の噂も含めていずれも信ぴょう性はイマイチだ。現時点で著名なアナリストの有力な予測もパーツのリークもない。また、今秋発売とみられるフラグシップとなる新型iPhoneは全3モデル展開とされているなかで4つ目となる「iPhone SE 2」が発売されるとは考えにくい。
実績あるKGI証券のMing-Chi Kuo氏は「iPhone SE 2」に関してiPhone 7シリーズとの喰い合いを最小限に抑えるためにリリースサイクルを伸ばすと報じてそのとおりになった。2018年1月〜3月に発売となればフラグシップの新型iPhoneと食い合いになることは間違いない。
iPhone 7で追加されたFeliCa(Suica)や防水といった新機能が追加された小型のiPhoneを望む声は少なくないが過剰な期待は禁物だ。
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