iOS 15の新機能:AirPodsから離れると警告で紛失防止。探す機能強化も
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

日本時間6月8日、AppleがAirPodsシリーズに提供する新機能を発表した。
AirPodsを補聴器のように使えるライブリスニング機能では会話している人の声を強調する機能が追加され、電話やメッセージに加えて通知を読み上げてくれる新機能にも対応する。
さらに、紛失しながちなAirPodsがこれまでよりも探しやすくなる。

iOS 15と共に提供されるアップデートによってAirPodsが探すネットワークに対応する。これは全世界のiPhone、iPad、MacがAirPodsを追跡するものでAirTagがすでに対応済み。
これまでは最後にAirPodsを利用した位置のみが探すアプリの地図上に表示されたが、今後はAirPodsの近くにAppleデバイスがあれば、AirPodsがいまどこにあるのかを確認して回収することができる。
AirPodsの左右のイヤホンがどの方向に、どれぐらい離れたところにあるのかをiPhoneの画面で確認しながら探せる機能にも対応するため、盗まれていなければ紛失したAirPodsをカンタンに探すことができる。

このほかにもAirPodsから離れると警告を表示して紛失を防止する「Separation Alert」、空間オーディオのApple TVとMac対応も発表された。
なお、今月開始と案内されていたApple Musicの空間オーディオ対応(追加料金なし)は今日からスタートする。
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