ようやく容量問題が改善。Chromecast with Google TVの最新アプデ配信
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

テレビに挿してWi-Fiに繋ぐだけでYouTubeやNetflixなどの動画を大画面で楽しめるストリーミングデバイス「Chromecast with Google TV」に最新バージョンのアップデートが配信されています。
付属のリモコンで操作できるホーム画面を搭載したことで注目を集めた「Chromecast with Google TV」ですが、これまでに大きな問題が2つ報告されていました。
1つはホーム画面の動作がモッサリで遅くストレスを感じること。もう1つはストレージを約半分しか使えないことです。今回のアップデートはこれらの問題に対処するものになっています。
動作のモッサリ感は変わらず
2021年12月に配信されたChromecast with Google TVのアップデート内容は以下のとおりです。
- セキュリティアップデート:Androidのセキュリティパッチレベルが2021年10月に更新
- ストレージの最適化とマネジメントを改善
- 一部アプリでプラットフォームの改善
- HDR HLGではなくHDR10で再生
- Dolby Visionの再生
- DRMビデオのデコーディングのパフォーマンス改善
- その他の不具合とパフォーマンスの改善
最新版(QTS1.210311.036)へのアップデートが完了すると、使用していたストレージの容量が大幅に増えます。手元のChromecast with Google TVでは、アップデート前の使用可能な容量が143MBでしたが、アップデート後はアプリの容量が圧縮されたことで599MBまで増えました。


また、設定画面のシステム>ストレージの配下に「空き容量を増やす」が新たに追加されて、キャッシュの削除とアプリのアンインストールが可能になります。
これは8GBのストレージを搭載しながら、使用可能な容量が約半分の4GBしかないことでアプリを削除しながら使う必要があった問題に対応するものです。

もう1つの問題として指摘されている動作のもっさり感もパフォーマンスの改善が実施されていますが、残念ながら体感は大きく変わっていません。
Chromecast with Google TVのアップデート方法は以下のとおりです。
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