Google、新型ストリーミングデバイス「Google TV Streamer」発売か。Chromecast廃止?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2013年に初代モデルが発売されたChromecastは、テレビに繋ぐだけで動画や画像を大画面で楽しめるストリーミングデバイスです。
最大の競合であるFire TV Stickと違って、定期的に形状を変えながら進化していますが、近くGoogleは大規模なアップデートを行なった「Google TV Streamer」を発売するようです。
設置場所がテレビの裏側からテレビ台に
これまでのChromecastはHDMI端子をテレビに直接刺して利用する、いわゆるドングル型のデバイスでしたが、新しいGoogle TV Streamerはテレビ台などに設置して利用する幅広な形状に変更されるようです。
手に届きやすい位置に設置できることからスマートフォンとの連携機能も期待されます。
例えば、スマホで動画や音楽を再生している時にGoogle TV Streamerにかざすだけで、大画面のテレビで楽しむといった、これまでのChromecastやライバルのFire TV Stickではできない使い方が可能になるかもしれません。
デバイスの後ろから出ている2本のケーブルは電源とHDMIケーブルと予想されます。
Google TV Streamerを操作するリモコンはほぼ同じですが、1段目に戻るボタンとホームボタン、2段目にマイクボタン(おそらくGoogleアシスタント?)、3段目にミュートボタン、2段目から3段目にかけて音量ボタン、4段目にYouTubeとNetflix、5段目に星型のショートカットボタンが配置されています。Geminiボタンがないのは意外かもしれません。
Google TV Streamerは巨大化しているようですが、リモコンと大きさを比べると、それほど違いはないように見えます。予想よりもコンパクトなのかもしれません。
ストリーミングデバイスのブランドを変更か
Googleは最新モデルの発売に合わせて、ストリーミングデバイスのブランド名も変更する可能性があります。
最初はChromecastとして登場し、ホーム画面を搭載した現行モデルはChromecast with Google TVに変更。次世代モデルはGoogle TVを活かしたままChromecastを落とすのでしょうか。
今年になってChromecast built-inはGoogle Castに変更されており、すでにブランド変更が進んでいるようにも感じます。
もちろんGoogle TV Streamerと並行してCharomecast with Google TVが発売される可能性もあります。
Googleは8月14日にビッグイベントを控えており、Pixel 9シリーズ、Pixel Watch 3、Pixel Buds Pro 2とともに発売される可能性があります。
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