今年1月に存在が報じられたものの最近は情報が途絶えていたストリーミングデバイス「Chromecast with Google TV」の新型モデルと思われるデバイスが、アメリカで無線通信機器を発売するために必要なFCC認証を取得したことが判明しました。
今年秋のビッグイベントで発表?
FCCが公開した資料によると、Googleが認証を取得したのは802.11acのWi-FiとBluetoothに対応するワイヤレスデバイス「G454V」です。生産国はタイとのこと。
9to5Googleは、テストシステムの接続図や構成内容に書かれたコントローラーリンク(リモコン)や1080p/60Hzのビデオストリーミングといった記述をもとに4KをサポートしないフルHD版のChromecast with Google TVではないかと予想しています。
WLAN (2.4GHz) Link + Bluetooth Link (Bluetooth Earphone) + Controller Link + Video Streaming (1080p, 60Hz, 4:2:2,12bits) + USB Cable 1 (Charging from AC Adapter (Salcomp))
- 引用元
- FCC
パッケージに同梱されるリモコンについてもFCCの認証が必要ですが、コスト節約のためか今日時点では認証を取得していません。テストでは、4K版Chromecast with Google TVのリモコンを使い回している可能性があるようです。
予想どおり「G454V」がフルHD版のChromecast with Google TVであれば、それほど遠くないうちに登場しそうです。Pixel 7シリーズやPixel Watchの詳細も明らかになる秋ごろでしょうか。
価格は現行モデルの7,600円よりも安くなるのは間違いありませんが、同じHDのストリーミングが可能な4,980円のFire TV Stickよりも安い価格設定に期待したいところ。Fire TV Stickはたびたびセールが実施されているため、同じ価格では多くのユーザは魅力的に感じないでしょう。
コメントを残す