シン・ストリーミングデバイス「Google TV Streamer 4K」が登場。日本発売は9月
Googleが新世代のストリーミングデバイス「Google TV Streamer 4K」を正式発表しました。
2013年のChromecastの登場、Googleはドングル型の形状でストリーミングデバイスを販売していましたが、Google TV Streamerは平置き型の新しい形状で登場します。
日本でも9月24日発売。価格は16,000円
Google TV Streamerには、新しい長円形の形状が採用されています。
8月14日に発表されるPixel 9シリーズにも同じ形状のカメラが搭載されることが確認されており、Googleは長円形のデザインにこだわりがあるようです。
カラーはGoogle Pixelの定番カラーでもあるベージュがかった白のPorcelainと米国限定のHazelの2色。
デバイスの背面にはHDMI 2.1、高画質な映像を安定的に楽しめる有線LANを利用できるイーサネット、電源用のUSB Type-Cポートが備えられていますが、前面とトップは何もないシンプルな見た目で、配線を自然と隠せるほか、知らない人にとってはとてもストリーミングデバイスとは思えない見た目をしています。
動作の高速化
重たい動作が不満だったChromecast with Google TVに対して、Google TV Streamerは22%高速なCPUと、2倍に増えた4GBのメモリ、4倍に増えた32GBのストレージを搭載しています。
ドルビービジョンとドルビーアトモス、60fpsの4K HDRに対応。Pixel Buds Proでは、対応コンテンツで空間オーディオが楽しめます。
スマート家電の操作も
ワイヤレスではBluetooth 5.1、Wi-Fi 802.11acに加えて、スマートホームの標準規格Matterやスマート家電等と直接通信できるThreadもサポートしています。
ホーム画面のクイック設定には、Google Homeパネルが追加され、Google TV Streamerのリモコンを操作してスマート家電を操作できるなど、ただのストリーミングデバイスではなく、ホームデバイスとしても利用できます。
リモコンのアップデート
リモコンはボタンのレイアウトが変更されています。
リモコンの先頭には、おなじみのカーソルと決定キーが備えられ、その下には丸型のボタンが左右2列で並びます。
左の列は戻る/マイク/ミュート/YouTube/電源ボタン。右の列はホーム/音量調整/Netflix/お気に入りボタン。馴染みがなかったGoogleアシスタントはシンプルなマイクボタンに置き換えられています。
また、本体背面にあるリモコンを探すボタンを押すと、マイクから音が鳴って行方不明になったリモコンを見つけることが可能に。わざわざ本体背面のボタンに手を伸ばさなくてもGoogle Homeアプリから鳴らしたり、「OK Google、リモコンを探して」と話しかけて探すこともできます。
お気に入りボタンは、名前のとおりお気に入りの機能をショートカット起動できるボタンです。
販売価格
Google TV Streamer (4K)の販売価格は16,000円。
Chromecast with Google TV (HD)の4,980円、Chromecast with Google TV (4K)の7,600円から大きく値上げされています。
9月24日に発売に向けて予約受付が今日からスタート。9月24日に手元に届くようですが、記事執筆時点では日本版のGoogleストアで確認することはできません。
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