Google、初代Chromecastのサポート終了。今後アプデ提供なし、性能低下の可能性も
Googleが2013年7月に発売(日本発売日は2014年5月)した第1世代のChromecastのサポートを終了し、今後アップデートを提供しないことを発表しました。
第1世代のChromecastは、鍵のような形状をしたボディに、テレビに差し込むHDMI端子と電源用のmicroUSB端子、512MBのメモリと2GBのストレージを備えたデバイス。スマートフォンの対応アプリでキャストするとテレビの大画面で映画やドラマを視聴できるほか、スマートフォンやPCの画面をミラーリングすることも可能でこれまで10年近くサポートされました。
GoogleはChromecastのヘルプページを更新し、第1世代のChromecastのサポート終了を告げています。最後のアップデートは2022年11月に3年ぶりに配信された1.36.159268でバグの修正と機能の改善が実施されました。
ソフトウェアおよびセキュリティアップデートが適用されなくなり、テクニカルサポートの提供も終了します。Googleによれば、デバイスのパフォーマンスが低下する可能性があるとのこと。
Chromecast(第 1 世代)のサポート終了に伴い、これらのデバイスにはソフトウェアやセキュリティのアップデートが適用されなくなり、Google のテクニカル サポートも提供されなくなりました。これにより、デバイスのパフォーマンスが低下する可能性があります。
買い替えを検討する人も多いはず。なお、現在GoogleはピュアなChromecastを販売していません。すべてGoogle TVを搭載した新モデルで、付属のリモコンを使ってホーム画面を操作して映画、ドラマ、バラエティ、スポーツを選択して大画面で動画を視聴できます。
もちろん、キャストやミラーリングといった従来の機能はそのまま。
新たに高精細な4K、没入感のあるHDR、立体音響のDolby Atmos、Wi-Fiは802.11ac/ax、5GHzに対応。有線LANを使用して安定した映像が楽しめます。
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