Googleが2013年に発売(日本発売は2014年)したChromecastの製造終了を発表しました。
Chromecastは大画面のテレビで再生したい動画や確認したい写真などをスマートフォンで選んでストリーミング/キャストできる製品として発売されたものの、2020年のビッグアップデートでGoogle TVが搭載された「Chromecast with Google TV」が発売されます。
Google TVが搭載されて以降、ホーム画面をリモコンで操作して再生するコンテンツを選ぶ利用方法がメインとなったことからChromecastの名前は妥当なものではなくなっていました。
後継機のGoogle TV Streamerは価格2倍に
Chromecastの製造終了は「Google TV Streamer」の発売に伴うもので、Googleがストリーミングデバイスから撤退するわけではありません。
Chromecast with Google TV 4K/HDの後をGoogle TV Streamerが引き継ぐことになりますが、価格は29.99ドル/49.99ドルから99.99ドルまで跳ね上がっていて、1万円未満でGoogleのストリーミングデバイスを購入できなくなります。
今後、廉価版のGoogle TV Streamerが販売されないようであれば、低価格帯のストリーミングデバイスはAmazonのFire TV Stickがさらに大きなシェアを持つことになりそうです。
Chromecast with Google TV 4K/HDは在庫限りで販売を終了し、それ以降は購入できなくなります。
また、Google I/O 2024で発表されたChromecast with Google TVがMatterデバイスのハブとして機能する機能についても今年後半に提供される予定です。
重要なことは現時点でGoogle TV Streamerの日本発売が発表されていないことです。
在庫が尽きるまでに日本でも発売されるのか、日本のストリーミングデバイス事業から撤退するのかは不明。
Fire TVシリーズよりもChromecastシリーズを好むようであれば、サポートの終了も覚悟した上で今のうちに購入しておいた方がいいかもしれません。
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