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なぜ今?iPhone 18 Proに可変絞り搭載か。ポートレート撮影のボケ感向上に期待

Yusuke Sakakura

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2025/10/28 8:00
なぜ今?iPhone 18 Proに可変絞り搭載か。ポートレート撮影のボケ感向上に期待

広角・超広角・望遠と段階的に48MP Fusion化して、iPhoneのカメラを進化させてきたApple。次はレンズを大きく進化させる可能性があります。

来年登場が見込まれるiPhone 18 Proでは、レンズの開口を物理的に変化させて光の量やボケ感を自在に操る可変絞りの搭載が噂されています。

可変絞りはいち早くSamsungがGalaxy S9 / S10に搭載していましたが短期間で廃止に。なぜAppleが今採用するのでしょうか。

可変絞りで期待されること

通常のスマートフォンカメラは固定絞りを採用しているため、暗い環境ではノイズが増えやすく、逆に明るい環境では白飛びが起きやすいという課題があります。

現在はこれを、大型センサーの採用やソフトウェア処理・AI補正によって補うのが主流です。しかし、チップセットの性能が低く、AI処理も未発達だった時代には、こうした問題を光学的な仕組みで解決しようとしていました。

可変絞りの先駆けとなったのがSamsungです。2018年のGalaxy S9、2019年のGalaxy S10に「デュアルアパーチャー」を搭載し、暗所では絞りをƒ/1.5まで開いて光を多く取り込み、明るい場所ではƒ/2.4まで絞って光量を抑えることで、状況に応じて最適な露出を実現していました。

ただし、カメラモジュールの厚みやコスト面の課題から廃止に。

シャオミもXiaomi 14 Ultraでƒ/1.63からƒ/4.0まで無段階の可変絞りを採用し、意図せず背景等がボケてしまう1インチイメージセンサーの弱点も解消していましたが、Xiaomi 15 Ultraでは廃止になりました。

人間の瞳のように絞りを調整する可変絞り
人間の瞳のように絞りを調整する可変絞り

1インチセンサーも搭載せず、コストアップも当然望んでいないAppleがなぜ今、可変絞りを採用するのでしょうか。

iPhoneに可変絞りが採用されるとしたら、最も恩恵を受けるのはポートレート撮影でしょう。

iPhoneのポートレートモードで撮影した写真は、被写体の輪郭や背景のボケにやや不自然さが残ります。可変絞りが加わることで今よりも自然に背景をぼかすことができ、より自然で立体感のあるポートレートが可能になると考えられます。

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